イット! ソレってどうなの?
東京都内のデカ盛りで有名な弁当店には今日も次々とお客さんが訪れていた。名物は牛・豚・鶏の肉がこれでもかと乗ったデカ盛り弁当。肉の下に敷き詰められたご飯の量は約750g。総重量1.5kg。国産ブランド米100%とのことだが、お米がダントツの高さで、対策としては値上げが最後の手段になるという。帝国データバンクによると、駅弁や仕出し弁当を中心とした弁当店の倒産は1月~5月で22件。去年の同じ期間を上回るペースで推移し、このままでは過去最悪を更新する可能性が。この状況を乗り切ろうとデカ盛り弁当店が始めたのがサンドイッチ店。主力がお米だけの店舗だと原材料が上がった時に経営的に不安、お弁当とは違うお客さんをとりたいというのも踏まえて始めたという。銘柄米を販売しているスーパーの売り場では変化が。2kgのお米が断然売れているという。
専門家は2kgに小分けすることで買い控えを考えている消費者が手に取りやすいようにしていると予測するなどと話した。また予定通り小売での流通が始まった“江藤米”だが、安い“随意契約米”が入ることによって小売側がキャンセルする動きも出ていて、混乱が起きている状況だそう。米価格だけでなく販売方法にも注目。