モーサテ 日経朝特急
国内の長期金利の上昇が続いている。1~3月の上昇幅は新発10年もの国債利回りを指標とするようになって以来、四半期ベースでは2番目の大きさとなった。長期金利の上昇は今年に入り加速し、新発10年もの国債の利回りは27日に一時1.590%まで上昇した。2008年10月以来の水準だ。31日は1.485%で取引を終えたが、それでも1~3月は0.395%の上昇で、四半期の上昇幅としては0.56%だった2003年7~9月に次ぐ大きさ。日銀が利上げに前向きなタカ派姿勢を強め、将来の金利水準がより高くなる可能性があるとみた投資家が債権を買え控えている。(日経電子版)
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