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大阪・関西万博が行われる夢洲では連休中多くの人がパビリオンを学ぶ様子が見られた。開幕から1か月近くで200万人の人がここを訪れている。万博の関心度も高まっていると見られ、地図では敷地面積が155ヘクタールと東京ディズニーランドなどの3倍近い広さとなっている。大屋根リングは1周歩くと30分程かかるという。万博会場全体や大阪湾を一望することも可能となっていて、夜はライトアップされて輝く様子を楽しめる。アメリカ パビリオンでは月の石が展示され、ロケットの発射を体験することも可能となっている。イタリア パビリオンは「ファルネーゼのアトラス」「キリストの埋葬」などの美術品を楽しめる。94の国と地域が共同で出店するコモンズもにぎわいが見られ、キルギス パビリオンでは演奏に合わせて来場者が踊ることが可能となっている。集客・終始は課題と見られる中、博覧会協会は約2800万人の来場を想定する一方でこれは1日平均15万人の来場が求められるものとなっている。しかし、従業員を含めた人数でも15万人を超えたことはないのが現状となっている。夢洲駅までのアクセスは1路線しか存在せず、混雑も見られた。先月22日には地下鉄が一時運転見合わせとなったことで4000人が駅に滞留する事態となった。駐車場が大阪と兵庫で3か所設けられシャトルバスで会場に向かうことが想定されているが、こちらの利用状況は低調となっている。博覧会協会では改善策を話し合う会議が行われていて、急な雨に見まわれた時に屋内施設を雨宿り場所として使うことや、給水所を増やすことを検討している。予約枠の拡大も課題となる。