ZIP! ?よミトく!
先月も九州や東北を中心に大雨が発生し河川の氾濫や土砂崩れの被害もあった。1時間に〇〇ミリの雨、実際どれくらい?雨量ごとの危険性。1時間に50ミリ、100ミリ、120ミリの雨を比較。先月10日、線状降水帯が発生した山口・下関市。1時間降水量は約50ミリ。先月10日、線状降水帯が発生した大分・日田市では1時間降水量が約100ミリになった。視界がかすみ見通しも悪い。7月1日、茨城・石岡市では1時間120ミリの雨。雨が大粒、横断歩道も見えなくなっていた。1時間120ミリの雨は1時間で雨がどこにも流れず、染み込まずにそのまま溜まった場合12センチの深さになることを意味する。ペットボトル500mlに換算すると約188本。降水量は全国約1300か所に設置されている転倒ます型雨量計で観測。三角のますが付いていて、雨がたまると鹿威しのように倒れる。1回倒れると0.5ミリの降水量。倒れた回数に0.5ミリをかけると降水量がわかる。雨の強さの伝え方は50ミリの雨だと滝のように降る、非常に激しい雨と表現。80ミリ以上だと猛烈な雨と表現され、息苦しく圧迫感がある。1時間100ミリ以上の雨の年間発生回数は年々増えている。観測開始のころから比べ約1.8倍。