首都圏ネットワーク (ニュース)
難病や障害などで外出が難しい人の就労を促そうと都は自宅から遠隔でロボットを操作して都庁を訪れた観光客に応対する取り組みをきょうから始めた。都庁の展望室に設置されたこちらのロボット。カメラやスピーカーが搭載され遠隔操作で訪れた観光客と会話をする。ロボットを操作しているのは桑原章太。全身の筋肉が萎縮する筋ジストロフィーのため1人で外出するのが難しく自宅で働いている。パソコンで手を上げるなどの指示を出しロボットを動かし、オンラインで学んだ英語も生かした。都庁展望室には来年3月末までロボットが置かれ桑原含め7人が対応する予定。