遠くへ行きたい 遠くへ行きたい
風間トオルが伊豆大島へ。バギーに乗り込み裏砂漠をドライブした。裏砂漠は日本で唯一、国土地理院の地図に砂漠と記された場所。風間は砂漠の広さに驚いた。次にガイドとともに三原山へ。1986年の噴火あった活火山。前回の噴火で流れ出た溶岩のあとが残っていて噴火を繰り返しているという。景観が変化しているなどと学んだ。溶岩で植物がなくなるが芽吹いてくるとやがて草原になり豊かな森になっていくという。そして中央火口へ。大島の人々は三原山の噴火を御神火と呼びおそれ敬ってきたという。また三原神社がここにあるが溶岩の被害にあわなかったために奇跡の神社と言われている。
風間が次に向かったのは明日葉畑のある場所。明日葉は新芽を収穫し、また新芽ができればそれを収穫するのを繰り替えすと菊池さんは答えた。風間は味の感想にライムのようだと答えた。美味しく栄養価が高いというが飢餓から救ってきたという。 明日葉の近くにはハンノキが。その根粒は空気中の窒素を吸収する性質を持ち明日葉を元気に育ててくれる。その明日葉を椿油で揚げていく。明日葉の天ぷらの味に風間はサクサクで苦みが美味しいと答えた。次に向かったのは波浮港。風間はくさやの小宮山にやってきたが、その加工場を見学。トビウオやムロアジをくさや液に長時間つけるという。くさや液は もともと干物作りをの塩水を繰り返し使ったことで魚のタンパク質が溶け込み、くさや菌という微生物がくっついた伊豆大島の調味液。近年の研究ではくさや液には雑菌から身を守るための抗生物質が見つかったという。
くさやはたった一晩漬けるだけで、劇的に変化したが風間は確かに臭いと答える。風間はくさやの味に噛めば噛むほど味が出ると答え、島の芋焼酎の御神火と一緒に味わった。次に向かったのは風間が必ず食べたいというもの。