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あと27日で第101回を迎える箱根駅伝。優勝候補は、青山学院大学・國學院大學・駒澤大学の3校。前回総合2位だった駒澤大学はリベンジに燃える。2022年シリーズ至上5校目の大学駅伝3冠を果たし、昨季は史上初2年連続3冠に王手で挑んだ箱根駅伝だったが、青山学院に優勝を阻まれた。箱根駅伝が終わった翌日の早朝から、駒澤大学は新チームがスタート。新キャプテンに選ばれた篠原倖太朗は、後輩の面倒見が良く明るい性格とのこと。スローガンは「原点と紡~勝利への執念~」先輩から受け継ぐ強い駒澤を後輩へとのこと。
駒澤大学、新キャプテンの篠原の仕事は「後輩たちの力を引き上げる」こと。夏合宿では、1年ながらすでに期待の選手である桑田駿介と練習を行った。合宿では、この桑田がペースを作り先輩たちを引っ張る役目を担うが、途中何度も時計を確認しており上手くペースを作ることができない様子。篠原が交代し先導して、安定したペースの刻み方を伝えながら時間設定通りに終了させた。夏合宿ではチーム力を押し上げ、自身も進化した篠原。9月に参加した5000mのレースでは、屋外日本人選手学生最高記録の快挙。駅伝シーズンが開幕すると、出雲・全日本は2位。残すは箱根駅伝、駒澤が王座奪還を目指す。箱根駅伝で優勝するのは駒澤でなければいけない、もう箱根は始まっていてどこを任されてもいいように準備はしていると篠原は話した。