ノンストップ! One Word
今回は、今年で結成60年を迎えるザ・ドリフターズの高木ブーさんの大切にしている言葉を紹介する。ドリフが結成して5年後の1969年に「8時だョ!全員集合」がスタートし、一気に国民的な人気者になっていった。ザ・ドリフターズや「8時だョ!全員集合」について、高木さんは「いい時にドリフターズがテレビに出たんじゃないかな?運がいいし、チャンスもあった。忙しいというより、神経ビリビリしていて嫌。20分のメインのコントを1本作るのが大変だった」などと話した。
フジテレビでは1977年に「ドリフ大爆笑」が放送開始し、高木さんのはまり役とも言える「雷様シリーズ」というコントが誕生した。雷様コントが誕生した経緯について、高木さんは「加トケンばかりになって、大爆笑になったときに2時間を加トケンばっかりではいかないだろうと、3人で出来上がったのが雷様だった」などと話した。高木さんはドリフのメンバーとして、60年走り続けてきた。高木さんは「運と実力とチャンス」を大切にしている言葉とし、「ドリフターズは年寄りが多く、そういう意味ではみんな力はあった。志村は拾われたという意味で運がいい方だろうな。僕は運と実力とチャンス3等分しているが、余った一つはその人の進む道だと思う。芸能人に限らず使えると思う。」などと話した。
高木さんは現在イラストに力を入れていて、30年ほど前から描いているという。見ているだけで笑い声が聞こえてきそうなザ・ドリフターズの5人の色褪せない思い出が詰まっている。そして雷様と並ぶ代名詞であるウクレレにも力を入れていて、「最悪の場合はウクレレがあるからいい」などと話した。また今後のドリフターズについて、高木さんは「(加藤さんと)特別座って、じっくり話なんていうのはしたことはないけど、2人で頑張るしかないんだろうな。本当は仲本もいれば、音楽バンドやコントができた」などと話した。