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スピードスケートの高木美帆がレジェンド超えの偉業達成。スピードスケートのW杯第4戦・女子1000mに高木美帆(30歳)が出場。この種目は開幕から負けなしで、北京五輪でも金メダルに輝き得意種目とする高木美帆は、最初の200mを全体5位のタイムで通過する。高木美帆が2016年の初優勝から8年間で積み上げたのは、清水宏保と小平奈緒に並ぶ日本歴代最多のW杯34勝。新記録まであと1勝に迫った高木美帆は得意の後半、持ち味のスピードと持久力を生かしてペースを上げると、600mを全体トップのタイムで通過。そして、最後まで粘りをみせた高木美帆がW杯通算35勝目を達成し、日本歴代最多記録を更新した。レース結果は、1位:高木美帆1分13秒56。表彰式で高木美帆が受け取ったのは、開催地のアメリカ・ウィスコンシン州の名産・チーズのかぶり物。高木美帆は照れながら“ハイ、チーズ!”。笑顔で、女子1000mで開幕4連勝を飾った。五輪初出場は15歳だったが、高木美帆がW杯で初優勝したのは意外にも22歳だった。W杯第5戦は、今月21日からポーランドで行われる。