- 出演者
- 田所拓也 中川安奈 寺田明日香 藤川球児 皆川賢太郎
DeNAのキャプテン、牧秀悟はバッティング練習では特大の当たり。長打力アップに取り組む中軸が成果を見せていた。さらに居残りでの守備練習では小さいグラブを使って手のひらでボールをつかむ感覚を養った。去年はセカンドで両リーグワーストのエラーを記録。課題にもしっかり向き合っている。
ソフトバンクからFAで移籍してきた巨人・甲斐拓也が連日ブルペンに入り、さまざまなピッチャーの球を受けている。意識しているのは積極的な声かけ。会話を重ねて特徴を把握し試合での組み立てをイメージしている。終わったあとはワンバウンドを前に止める基礎的なキャッチング練習。ゴールデングラブ賞7回の守備の名手は地道に足場を固めている。
ソフトバンクからFAで移籍してきた巨人・甲斐拓也が連日ブルペン入り。阪神・藤川球児監督は甲斐が加入した巨人について「対戦相手としては、非常に強固なチームに変わるだろうなというところでこちらも気が引き締まる」とコメントした。
中川安奈アナが阪神タイガースの沖縄キャンプを訪問。多くのファンそして報道陣が待ち構える中、藤川監督が球場に到着。詰めかけたファンは去年より1000人も多いおよそ3500人。藤川監督は「本当に熱い、熱いタイガースファンこちらの気持ちも上がっている」と話していた。選手が声を出して練習に臨んでいた。藤川監督は「キャンプの覇気、このあたりをテーマに今シーズン、持ってきている」とコメント。一方で監督は選手たちに積極的に話しかけるのかなと思っただが、じっと見ている時間が多かった。コーチたちより前に出るのではなくていちばん後ろからみんながどう見えるのかを確認していたという。ブルペンでも藤川監督はずっと投手の後ろから見ていた。藤川監督は「キャッチャーにはバッテリーコーチが2人いるからこのポジションがいちばん黙ってても見える」と話していた。2日目を終えた藤川監督はここまでのチームについて「完璧。」とコメント。「僕はどちらかというと今みたいにいちばん後ろからみんなの道行く先が迷ってないかを見るというふうな成熟したチームに今なろうとしているのでその角度で困ったときにいちばん前に出ようかなと思っている」と話していた。
阪神タイガース、藤川球児監督に熱狂的なファンが直球質問をぶつける。優勝する可能性はと聞かれた藤川監督は「パーセントが勝ち星だとすればやっぱり85勝から87勝は勝たなければいけない。87勝くらいがベストなすばらしい勝ち星」とコメント。
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阪神タイガース、藤川球児監督に熱狂的なファンが直球質問をぶつける。4番打者については「森下で行こうと思ってる。彼は今非常に成長を遂げてきており直接、今でもチームの中でいちばん私が話をしてない選手。」と答えた。その意味を聞かれると「佐藤と大山という選手は会話はしてるですけど森下はまだまだこちらをのぞいてくるような、半信半疑でこちらを見るような俺は俺で頑張るんだという勇ましい姿を見せようとしているので、話は彼が話しかけてくるまで必要ないと思っている。」と話した。また「3番の佐藤、5番の大山という両方が支えてくれようとする存在たちが積極的に僕と会話をするようになってくれているから、その中で4番森下をみんなが守ってくれるんじゃないかなと思う」などコメント。
阪神タイガース、藤川球児監督に熱狂的なファンが直球質問をぶつける。開幕投手について聞かれると「対戦相手が、広島カープの新井監督なのだけど僕も新井監督の動向を見守っているところ。すごく充実してると自負しており候補というのは何名かいる。」と回答。
新JFKは作るのか?という質問には「シーズン開幕前に決めるという動きをすると大体つまずく。なので、交流戦あたりまでに固めることができたチームが最も強いリリーフ陣を持って夏場以降戦える、そういう意味では、タイガースは今たくさん投手を抱えてる。たくさんの必要な選手たち、バリエーションに富んだ投手陣が必要になるから十分に、このオフに戦力補強は、タイガースはできたと自負している」と答えた。
田所哲也アナウンサーから「藤川監督は阪神で7人の監督の下でプレーされてきたが、今回、指導者として参考にしている監督がいるか?」という問いに対し「理想とするものではなくて、その選手たちが通ってきている年齢・キャリアでに応じて臨機応変にやっていく」と答えた。
ヤクルトのキャンプ地には日本代表の井端監督が訪れた。熱い視線を送ったのが長岡秀樹。昨シーズン最多安打の23歳は力強いスイングでアピールした。井端監督は「来年(WBCで)ショートを守っている可能性のある選手」とコメント。
中日は”平成唯一の三冠王”松中打撃統括コーチが自身の打撃理論を直接伝授。昨シーズン、チームトップホームラン23本の細川選手も率先してその指導を受けた。キャンプ開始早々から徹底して振り込むのが松中流だ。
広島の新外国人モンテロが初めての屋外でのバッティング練習で存在感を示した。大リーグで通算21本のホームランを打っている4番候補は鋭い当たりを連発。チームの課題、得点力不足の解消にファンも期待。
広島の4番候補の新外国人選手に関して、阪神・藤川球児監督は「広島カープに入った新しい外国人の選手たちももちろん把握してますから、もっともっと研究を重ねていい勝負ができるようにしたい」と話していた。
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- エレフリス・モンテロ広島東洋カープ
丁寧にファンサービスを行うソフトバンク新加入の上沢は初ブルペンでも一つ一つの動作を丁寧に確認した。大リーグに挑戦した去年は無駄な力が入っていたと感覚を取り戻すためゆったりを意識。先発ローテーション入りへ課題と向き合う。
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- 上沢直之宮崎県福岡ソフトバンクホークス
日本ハムの伊藤投手は多彩な変化球を持ち味に昨シーズン最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。ブルペンに入りチェンジアップの一種の新しい球種を試した。左バッターから逃げるように落ちるボールを加えて投球の幅を広げる狙い。
ロッテは新加入の石川柊太が初めてのブルペン入り。習得を目指すのはチェンジアップ。昼食後にはともに先発陣の中心と期待される種市投手と再びブルペンへ。軸足へ体重を乗せる感覚などを伝え合いながら念入りにフォームを確認した。
楽天・浅村の課題は去年不調だった打撃。重さと長さの違う3種類のバットを用意した。バットのヘッドが早く返らないようライト方向を意識し、リベンジのシーズンへ居残り練習でもスイングを続ける。
オリックスの古田島投手はルーキーイヤーの昨シーズン中継ぎで防御率0点台と活躍。2年目の今シーズンは先発に転向。キャンプでは去年は投げなかったというチェンジアップを試し、ピッチングの幅を広げさらなる飛躍を目指す。
西武の今井投手は昨シーズン最多奪三振のタイトルを獲得。息が白くなる寒さの中半袖で初のブルペン入り。投球前の姿勢を意識してストレートを13球。先発が決まっている開幕戦を冷静に見据えている。