- 出演者
- 中川安奈 菊田一樹 中澤佑二 佐々木クリス
J1優勝の可能性があるのは3チーム。首位ヴィッセルか、サンフレッチェかゼルビアが大逆転を果たすか。同時刻キックオフの最終節で最後に笑うのは果たしてどこか。勝って自力で連覇を決めたいヴィッセルはホームでベルマーレと対戦。序盤に決めた宮代のシュートはオフサイドでゴールと認められなかった。同時刻に戦う3位のゼルビアはアントラーズと対戦。逆転優勝には勝つしかないが開始早々、カウンターから先制ゴールを奪われる。追加点も許し逆転のふた文字が遠のく。ヴィッセルの無得点が続けば2位のサンフレッチェは勝てば優勝となる。しかし、前半13分にガンバに先制される。このあと、サンフレッチェのリーグ最多得点を誇る攻撃陣が反撃に出るがネットを揺らすことはできない。一方で無得点が続くヴィッセル。前半26分武藤のヘディングは阻まれたがそこを宮代が押し込み先制。43分にはゴールキーパーのキックから大迫がつないで、最後は武藤が決めた。後半26分には扇原が追加点。ヴィッセル神戸はリーグ2連覇を達成。吉田孝行監督は「俺らが強かった、それだけ」、武藤嘉紀は「すべてをサッカーに捧げた結果」とそれぞれコメントした。サポーターと喜びを分かち合う応援歌「神戸賛歌」の歓喜がスタジアムに響いた。
中澤佑二さんはヴィッセル神戸について「苦しいシーズンだったと思うけども、よくまとまったチームだったと思う」と評価。さらに優勝の理由について「34歳の大迫選手の献身的なプレーだったかなと思う。実際に得点数は昨年の半分にとどまったが、アシスト数は増えて、前節終了時点でリーグ3位の8をマークしている」とコメントした。きょうの試合でも、だめ押しの3点目は、この大迫選手のアシストから生まれている。
J2に降格するのは残り1チーム。降格圏の18位のジュビロ磐田は残留にはアウェーでの勝利が必要だが「全力で戦うだけ」とサガン鳥栖との試合に臨んだ。その目的達成へ序盤から果敢に攻めたものの、好セーブに阻まれ先制できない。勝ちたい気持ちとは逆にこのあと守りが崩れ、最下位のサガンに2点のリードを許した。後半にもだめ押しの3点目を奪われたジュビロはサポーターの願いを形にできず1年でのJ2降格となった。
J1の最終順位を表示。東京ヴェルディは16年ぶりにJ1に復帰したシーズンを6位で終えた。16位のアルビレックス新潟と17位の柏レイソルは最終節でJ1残留を決めた。
中澤さん今シーズンのJ1で印象に残ったこととして「町田ゼルビアが吹かせた新風」をあげた。中澤は「とにかく勝ちにこだわるサッカーでJリーグ、サッカーで旋風を巻き起こして、J1初挑戦ながら3位につける快挙を果たした。戦いぶりは勝利至上主義だと物議を醸すこともあったが、ゼルビアのようなチームがあることは、日本のサッカーの底上げにつながると思うので、来季もゼルビアのサッカーを見ていきたい」とコメントした。
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今月3日、パリオリンピックで話題になったアスリートがトルコからやってきた。”無課金おじさん”こと、ユスフ・ディケチ選手(51)。パリオリンピック射撃の混合エアピストルで銀メダルを獲得した。6日間の滞在中訪れる先々でファンが殺到した。今回、日本のトップ選手との交流試合に招待され来日したディケチ選手。最初に向かたったのはキャラクターグッズの販売店。ディケチ選手は9歳の娘のお父さんということで娘が好きなキャラクターのグッズを買いたかったという。なんと計23点、2万6752円でお買い上げした。ディケチ選手が注目されるキッカケになったのが、独自の射撃スタイル。ほかの選手はイヤーマフなどの装備を装着。視界を隠すブラインダーを使って片目で照準を合わせている。一方でディケチ選手は専用の装備はなし。ブラインダーを使わず両目で照準を合わせる。ディケチ選手が射撃を始めたのは28歳のとき。当初はほかの選手と同じスタイルだったが思うような成績を残せなかった。試行錯誤を続ける中で気付いたのが自分にあったスタイルを追求する大切さだった。おととい日本のトップ選手に向けた講習会に招かれたディケチ選手が選手たちからの質問に答えた。きょう、ディケチ選手は、栃木県ライフル射撃場で行われた交流試合に参加。次の目標は4年後のオリンピック、それまで独自のスタイルを追求していく決意を語った。
スタジオではユスフ・ディケチ選手について中澤が、「サッカーでもそうだが、自分らしさをどう貫くかも大事になってくる。非常に素晴らしい」と絶賛した。ディケチ選手は今夜、帰国する予定だという。
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中国で行われたスノーボードハーフパイプのワールドカップ開幕戦で戸塚優斗選手が優勝。再来年のオリンピックのプレシーズンで好スタートを切った。
アイスホッケーの全日本選手権決勝。栃木日光アイスバックスは1点リードされ試合終了残り1分で地元出身の古橋真来が土壇場で同点ゴールを決め延長戦に入った。先にゴールを決めたチームが優勝の延長戦で古橋が再び攻め込み、最後はキャプテンの鈴木健斗が押し込んだ。アイスバックスが地元で大会2連覇を果たした。栃木日光アイスバックス5−4レッドイーグルス北海道。
カーリング混合ダブルス日本選手権の決勝。松村千秋と谷田康真のペアが主導権を握り、2大会ぶりの優勝。ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの代表決定戦出場を決めた。松村・谷田9−2小穴・青木。
開幕から2か月が過ぎたバスケットボール、Bリーグ。開幕戦では史上最多の観客動員数も記録し、千葉や長崎の新アリーナも連日完売でさらなる上昇気流をつかんでいる。そんな中、先週クラブ史上最多の観客数を記録した東地区1位の千葉ジェッツが中地区2位の三遠ネオフェニックスと対戦。今シーズンまだ連敗はない千葉だが前半が終わって19点差をつけられる。後半は渡邊雄太を中心に反撃に出たが、今シーズン初の連敗を喫した。三遠99−84千葉。
西地区1位の島根は同じ地区4位の京都との対戦。この試合で島根の安藤誓哉が史上3人目となる通算900本目のスリーポイントを決めた。安藤はこの試合最多得点となる21点をたたき出し、島根が西地区首位の底力を見せ京都との接戦を制した。島根80−78京都。
東地区2位の宇都宮ブレックスに所属し、先月日本代表のキャプテンに指名され注目を集めた34歳の比江島慎選手にバスケットボール解説者・佐々木クリスがインタビュー。比江島選手といえば自他ともに認めるいじられキャラ。しかしコートの中での代名詞は何といっても独特のステップをリズムよく刻んでいく比江島ステップ。左右にフェイントを取りながら相手をかわすも、簡単そうで絶対できない。そして、リーグでも、昨シーズンナンバー1のスリーポイント成功率を誇っていて、中にいてもよし外もよし、今シーズンは34歳にして1試合の自己最多得点も記録を更新した。しかし比江島選手は、パリ五輪のフランス戦で持ち味を発揮できず、途中でベンチに下げられた試合があった。ここが五輪における比江島選手が後悔する「あのとき」だという。試合残り16.4秒、比江島選手はベンチに下げられていた。ここが比江島選手が公開するあの時、フランスにまさかの追い上げをゆるし、日本は競り負けた。比江島は「立ち尽くしていた。コートに立ってサポートできたらと込み上げてくるものがある」などと述べた。パリ五輪も終えて、今、何に取り組もうとしているかについて、比江島は「もっとステップを増やしてバリエーションを増やしたい。緩急でルカ・ドンチッチにように。年齢を重ねても挑戦し続けたい」などと述べた。
日本代表のキャプテン・比江島慎選手が所属する宇都宮はきょう、横浜ビーコルセアーズと対戦。先発出場の比江島選手はパスで味方のスリーポイントをお膳立て。今度は独特のステップ。大量リードの第4クオーターには44歳の田臥が今シーズン初めて出場。得点を決め勝利を決定づけた。ベテランが役目を果たした宇都宮は快勝した。宇都宮101−60横浜。
バスケットボール解説者・佐々木クリスは「僕の中では比江島選手は常に何か唯一無二で、しかも完成されている選手だなと思っていたが、その比江島選手がやはり成長を口にするということは、飽くなき探求心というか、それからバスケットが本当に好きなんだなと思った」とコメントした。
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フェンシング 男子フルーレW杯 団体で、日本はフランスと対戦をした。日本は序盤からリードされる苦しい展開で、フランス45-33日本。
能登半島復興支援イベントで、車いすテニスの小田凱人と国枝慎吾さんが対戦をした。試合は、6-3で国枝さんの勝利に終わった。
カブスの今永昇太が、野球教室で約150人の野球経験のない子どもたちを指導した。今永は「野球を通してチームプレーを学んでほしい。自分で勝手に作った言葉ですけど、『人生に2連敗はない』と思っていて、挑戦した時点で1回勝っていると思っていて、全てにチャレンジしていくのが僕のポリシー」などと話した。
柔道 グランドスラム東京 男子100キロ超級決勝で、中野寛太と太田彪雅が対決をし、中野が勝利した。
女子70キロ級決勝で、本田万結と寺田宇多菜が対決し、本田が優勝を果たした。