- 出演者
- 田所拓也 中川安奈 五郎丸歩 高田真希
全日本選手権決勝、大阪ブルテオンvsサントリーサンバーズ大阪。男子日本一をかけて大阪勢対決。第1セット、サントリーサンバーズ・高橋藍のサーブ。相手を崩して攻撃を封じ連続ポイントで流れをつかむ。高橋は後ろからの難しいボールも絶妙な位置にコントロール。サンバーズが第1セットを圧倒。第2セットはブルテオン・西田有志が反撃。強烈なスパイクで対抗。20-20の勝負どころ、サンバーズはねばりのレシーブ。最後はブロックを決めてこのセットも奪う。そのまま流れを渡さず第3セットのマッチポイント。高橋のサーブから打つとみせかけトスをあげる得意のプレーで最後まで魅せた。サントリーサンバーズ大阪が13大会ぶりの優勝を果たした。サントリーサンバーズ大阪3−0大阪ブルテオン。
高田真希は「素晴らしい活躍と最後の笑顔もすごくかわいらしくてキュンとしました」などと述べた。リーグワン開幕について五郎丸は「世の中冷え込んでくる時期ですけどもラグビーはこれから高校、大学、リーグワン開幕したので熱くなる時期」などと述べた。
ラグビーリーグワンが開幕。昨シーズンの王者、東芝ブレイブルーパス東京と横浜キヤノンイーグルスが対決。ブレイブルーパスの36歳、リーチマイケルとイーグルスの世界的大スターのデクラークの対決に注目が集まる。イーグルスが最初のトライ。その後も得点を重ねる。対するブレイブルーパスはリーチマイケルが相手を引き付け松永が飛び込んだ。後半、勢いづくブレイブルーパスはワントライを加え、さらに15分、相手の裏をつくキックに司令塔のリッチー・モウンガが反応。ブレイブルーパスが逆転。対するイーグルスも必死の反撃。デクラークからの素早いパス回し。鮮やかなトライで同点。終盤ブレイブルーパスはゴール前の勝負どころで連続攻撃。ブレイブルーパスが勝利した。東芝ブレイブルーパス東京28−21横浜キヤノンイーグルス。リーチマイケルは「昨シーズンから今シーズンに向けて総合的にレベルアップしようとしている目標もあってきょうの勝利は大きい、自信につながる」などと述べた。
ラグビーリーグワン開幕戦の中で五郎丸歩が注目したプレーを紹介。静岡ブルーレヴズのヴァレンス・タファーテの「脅威のフィジカル」。五郎丸は「身長182cm、112kgとかなり大柄なウィングだがかなりスピードがある。後半から入ってきてこのスピード。彼の今後楽しみ」などと述べた。埼玉パナソニックワイルドナイツの「巧みなサインプレー」。五郎丸は「パナソニックのプレー。寄った画面ではなんとなくトライになったという感じだがひいた画でみるとディフェンダーがかなりつられている。巧みに準備されたプレー」などと述べた。
ラグビー日本代表で活躍した松田力也が今シーズン、新たな挑戦を始めた。パスで攻撃を組み立てる司令塔としてワールドカップに2大会連続で出場。今シーズンは、8年間所属した強豪チームから移籍し、新天地でのプレーを決断した。松田が加入したトヨタヴェルブリッツはこれまで1回も優勝経験がないチーム。昨シーズンまでプレーしていたのは、リーグ屈指の強豪埼玉パナソニックワイルドナイツだったこともあり、移籍の決断は簡単ではなかった。それでも移籍したのは司令塔としてもっと成長したいという強い思いがあったから。ワイルドナイツは速攻が持ち味のチーム。そのスタイルの中で松田が磨いたのがテンポが速いパス。ボールを受けると瞬時に味方にパスをする。しかし、去年のワールドカップ、司令塔としての自分のプレーに満足できなかった。テンポが速いパスを続けると相手に読まれてしまう場面が多く、チームは目標のベスト4以上に遠く及ばず1次リーグで敗退した。松田は新たなプレーの引き出しを求めて移籍後も試行錯誤を続けた。そこにヒントとなるアドバイスを送ったコーチが現れた。去年のワールドカップでオールブラックスを準優勝に導いたイアン・フォスターコーチ。フォスターコーチは状況によってあえてパスのテンポを遅らせるよう松田に伝えた。迎えたきょうの開幕戦、クボタスピアーズ船橋・東京ベイを相手に松田はパスのテンポを遅らせるプレーを随所で見せた。そして、前半20分、松田の新たな引き出しがトライにつながった。テンポを遅らせたことで味方の前にスペースができたとさらなる成長を目指して松田選手の挑戦はこれからも続いていく。クボタスピアーズ船橋・東京ベイ30-27埼玉パナソニックワイルドナイツ。
松田力也選手について高田さんは「やっぱりもっとうまくなりたいという向上心を持って成長する姿はかっこいい。司令塔として海外に挑戦するのは難しい部分はあると思うが応援したい」などと述べた。五郎丸は「このポジションは経験がものを言うポジション。年齢は関係ないと思う」などと述べた。
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元ラグビー日本代表の五郎丸歩さんが、静岡・磐田警察署で一日警察署長を務めた。バスケ日本代表の高田真希も去年愛知・豊橋で一日警察署長を務めたが、身長が大きすぎて、制服のサイズがないと言われて、ジャージで行ったという。
元小結・阿武咲が28歳で引退を決断。会見では、ライバルだった元大関・貴景勝の湊川親方への思いを語った。
菅野智之投手が、オリオールズへの移籍を発表。会見で移籍の決め手を問われると「ワールドシリーズを勝ちたいという熱意が伝わった」と話していた。
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フィギュアスケートの全日本選手権、4連覇がかかる坂本花織がショートプログラムでトップに立った。対するのは、ジュニア世界一16歳の島田麻央。フリーでも島田を上回った坂本が4連覇で女王の座を守りきった。
フィギュアスケート全日本選手権、ショートプログラム首位の三浦と木原のりくりゅうペアが、5年ぶりの優勝となった。
世界選手権の代表は男子シングルでは鍵山優真や佐藤駿など3人。そして女子シングルでは坂本花織や千葉百音など3人が選ばれた。
冬の京都で、高校生ランナーがたすきをつなぐ全国高校駅伝。男子は連覇をねらう長野の佐久長聖と福岡の大牟田が終盤まで競り合う展開で、アンカー石川が絶対勝ちきると一気に突き放し2年連続4回目の優勝。
女子は長野東が1区からトップを守り続け、最後まで盤石の戦いぶりで優勝。男女そろって長野代表が優勝した。
車いすラグビーのクラブチームで争う日本選手権の決勝。パリパラリンピック金メダルの日本代表キャプテン、池透暢のFreedomとエース、池崎大輔のチームBLITZが対戦。攻撃では持ち味のスピードを生かし得点を重ねた池崎がチームを2連覇に導いた。BLITZ55−42Freedom。
レスリング全日本選手権。女子53キロ級の決勝に臨むのは清岡もえ。相手の背後を取ってポイントを重ねると相手に1ポイントも与えずこの階級で初優勝。清岡は、早くも4年後を見据えていた。
年末恒例の競馬のG1レース有馬記念。ファン投票などで選ばれた15頭が師走のターフを駆け抜けた。5番人気のレガレイラが僅かに前に出て3歳メス馬の有馬記念優勝は64年ぶりとなった。
この夏、日本のバスケットボール男子の未来を左右するあるプレーの当事者となった河村勇輝と渡邊雄太。パリオリンピックのフランス戦で、日本は、オリンピックで52年ぶりとなる自力での勝利まであと一歩に迫っていたが、敗れた。日本で、当時NBAでプレーしていたのは八村塁ただ1人だった。世界との差を見せつけられた記憶を胸に、選手たちはこれからも世界に挑む決意を語った。
高田さんは「日本は最後のブザーが鳴るまで諦めなかったことが、悔しい結果になってしまいましたが、それでもインタビューに答えてくれている河村選手を見ていると、これから何かしてくれるだろうという気持ちになります」などと話した。
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