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「宇宙の入り口から地球を見てみたい」との思いから、カメラを取り付けたバルーンを成層圏まで飛ばし地球を撮影し、カメラを地上に戻す「スペースバルーンプロジェクト」に取り組んだ愛知県立旭丘高等学校の天文部を取材。部長は山田真寛さん。天文部の部員は総勢242人。旭丘高校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、理数教育に力を入れている。資金はクラウドファンディングなどを活用した。大学教授などからもアドバイスを受け、1年近くかけてきた「スペースバルーンプロジェクト」。この日はパラシュートの実験を行い無事成功。気象条件などが整った10月半ば、部員たちは二手に別れた。部長らは愛知・伊良湖岬からバルーンを打ち上げる班。静岡・舞阪漁港にはカメラ回収班が待機した。御膳5時半、バルーンを打ち上げた。上昇したバルーンは成層圏のある高さで割れ、静岡の海に落下する予定。カメラ回収班は役
2時間かけカメラの回収にも成功。打ち上げ班と回収班が合流。映像を確認したところ輝く太陽と地球の輪郭が映っていた。