高知県立美術館 専門家が調査 今年度中にも結論

2024年11月20日放送 5:04 - 5:06 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (ニュース)

高知と徳島の県立美術館では所蔵する絵画について、30年以上にわたって贋作を描き続けた画家のヴォルフガングベルトラッキ氏が自分が描いたものだと証言し「贋作」の可能性が指摘されいずれも調査が進められている。このうち高知園立美術館ではハインリヒカンペンドングの「少女と白鳥」とされる絵画について、京都大学の専門家らによって科学調査が行われた。科学調査ではX戦でベルトラッキ氏が好んで使ったとされる絵の具の成分の特徴が現れるかどうか確認したという。これまでの調査絵は贋作と判断するには至っていないが、今後専用機器で分析をして今年度中にも最終的な結論を出す方針。一方高知県立美術館は絵画を28年前に名古屋市の画廊から1800万円で購入したが、作品を描いたとされる画家の研究の第一人者のお墨付きを示す文書が画廊から美術館に提供されていたことが県への情報公開請求で分かった。また絵画の購入前に開催された有識者による県の委員会の議事録には、当時の館長がコレクションにぜひ必要な重要な作家なので購入したいとする一方、価格の妥当性について言及する発言はなかった。高知県立美術館は本物か贋作かは議論されなかったと話している。


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京都大学高知県立美術館名古屋市(愛知)ハインリヒ・カンペンドンクヴォルフガング・ベルトラッキ少女と白鳥

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