高齢者は注意!熱中症から命を守る

2024年7月7日放送 11:13 - 11:23 NHK総合
どーも、NHK (どーも、NHK)

おととし、熱中症による死者のうち、65歳以上の人は86.3%を占めた。高齢者は、年齢や持病などで、臓器が機能低下しているため、熱中症になると、重症化しやすいという。室内では、すだれはよしずで直射日光をさえぎることが重要だ。暑い日は、我慢せずにエアコンや扇風機を使うようにする。扇風機だけでも効果はある。水分は、喉が渇く前にこまめに補給する。冷たいほうが吸収されやすく、体を冷やす効果もある。せんべいやスナック菓子で塩分補給をすることもおすすめ。外出前には、天気予報を確認し、予定変更に役立てるようにする。帽子や日傘で、直射日光が皮膚に当たらないようにする。木陰を歩くことでも、日差しを避けられる。こまめに休憩し、日陰では、帽子を脱いで、汗の蒸発を促す。汗をかいたら、水分とともに塩分も補給する。
高齢者の熱中症対策として、家族が電話してエアコンの使用を呼びかけることや、水分補給をする時間を一緒に決めることなどが必要だ。エアコンの使用を呼びかけるときは、室温を28度まで下げることなど具体的に伝えることや、数時間後に、室温が下がっているか電話で確認することが重要だ。エアコンの設定温度ではなく、温度計で快適な室温を見つけることも重要だ。炎天下で体調の悪い人を見つけたら、熱中症を疑う。声をかけて、意識の確認を行う。意識がある場合は、涼しい場所に移動させる。水を渡して、自分で飲めるか確認する。水が飲めたら、回復するまで見守る。暑い室内で具合の悪い人を発見したら、熱中症を疑う。意識を確認し、意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶ。服を緩めて、安全で涼しい場所に移動させ、楽な姿勢をとらせる。保冷剤などを首や脇の下などに挟んで、全身を冷やす。意識がない人は、窒息するおそれがあるため、無理に水を飲ませない。水を飲ませるときは、意識がある場合でも、自分で蓋を開けているか、うまく飲めているかなどを確認し、水がこぼれていたり、むせたりしている場合は、病院に連れて行く必要がある。NHK防災では、家庭でできる経口補水液の作り方や、夜の熱中症の注意点などを紹介している。


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