家、ついて行ってイイですか? こだわり貫く!個性派家主SP
JR水道橋駅前で出会ったのは女子プロ団体スターダムの新入社員こふじさん(23歳)。タクシー代を支払う代わりに高円寺の自宅までついて行った。愛知県名古屋市の出身で空手は黒帯。小学生の時から新日本プロレスが好きでプロレス関係の仕事に就くことしか考えていなかったという。推定距離は12kmで料金は5,500円だった。午後11時に帰宅。天井の照明は使わず、家の中は暗かった。明るいのが好きではないという。入居後初めて照明をつけてもらった。築24年の1Kで家賃は91,000円。愛読書はオカルト雑誌「ムー」。週刊プロレスは必読。小学2年で生まれて初めて観た試合は1996年4月29日に東京ドームで行われたグレート・ムタvs新崎“白使”人生。ムタが流血した新崎の血を使って木の板に「死」と書いたのを見て「カッコよすぎるでしょ」と感じたという。冷蔵庫に入っていたタッパーの中身は小松菜の胡麻和え。スタッフが試食させてもらった。料理は大好きで自炊するという。大学は外国語学部だが卒論はルチャリブレのマスクについて。ルチャリブレは1930年代に発展したメキシコのプロレスでほとんどの選手がマスクを着けて試合をする。友人の両親がプロレスに興味を持って試合を観に行くと言ってくれたときはパワーポイントでマニュアルを作ったという。新日本プロレスはブシロードが2012年に買収してグループ化したので、就活はブシロードを受けた。面接で「プロレスに関わる仕事がしたい」と言ったら、同じく傘下のスターダムで働くことになったという。入社1年目でポートレート隊長を担当している。昭和のプロレスの魅力を語ってくれた。
