THE TIME, 関心度ランキング
きのう千葉市にある鮮魚店にできた大行列の先には、サンマ税込み105円。近年価格が高騰し、2年前には1尾300円を超える価格で店頭に並ぶなど手が出にくくなっていたが、今年は庶民の味が戻ってきたのかもしれない。今年のサンマ、近年稀に見る豊漁が各地で続いている。一方で、歴史的な不漁が懸念されているのが秋サケ。日本一の漁獲高を誇る北海道では、今年の秋サケの来遊数が道全体で去年のおよそ65%、平成以降で最小と予測がでている。今年7月の日本近海の水温は、平年より1.7℃高く、過去最高を記録。海水温の上昇によって漁場が変化し、異例の豊漁や不漁が起きているという。専門家は、海の変化にあわせた国の対策が急務だと訴える。
