THE TIME’ ニュース関心調査
小中学校の8割でまだ「FAX」を使用しているという。きのう文部科学省が“校務のデジタル化”のアンケート結果を公表。「学校からの保護者へのお便り・配布物はクラウドサービスで一斉配信」について、令和5年度は完全に・半分以上デジタル化が進んでいると回答したのは32.9%だった。今年度は48.9%と16%増加。しかし、業務で押印が必要な書類があると回答したのは92.7%、日常の業務にFAXを使用していると回答したのは77.1%だった。政府は書類への押印やFAXでのやりとりなどは来年度中に原則廃止を目指すという。FAXでやりとりをする相手で一番多いのは民間事業者の68.5%。自校以外の学校は46.0%、教育委員会は42.7%、役所・役場は30.5%、給食センターは26.7%。校務のデジタル化が進まない理由は学校内で検討する時間がない、苦手・否定的な教職員が多い、教育委員会や学校のルールで禁止されている。
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