チャンハウス (人に言いたくなる雑学 2回戦)
1990年の中日ドラゴンズの入団会見で1人だけドジャースのユニフォームを着た選手がいる。1990年に行われた中日ドラゴンズの入団会見。星野監督の周りには入団が決まった選手たち。胸の文字を見てみると「D」から始まる2つ目のスペルが「o」になっている選手がいる。さらに当時の新聞記事には着用していた選手のコメントが。「分かった時、すごく恥ずかしかった。緊張していましたから最後まで気付かなかった」と話している。中日ドラゴンズに聞いてみると、当時、ドラゴンズとドジャースは友好関係を結んでいて、互いによく行き来などをしており、ドジャースの球団名だけが書かれたユニフォームを倉庫で少しストックしていて、そこで入り混じってしまったのではないかとのこと。現在ロサンゼルスが本拠地のドジャースだが、1883年~1958年までニューヨークのブルックリンを本拠地にしていた。ブルックリンにはトロリー(路面電車)が走っていて、ファンはトロリーを避けて球場に向かっていた。「避ける(dodge)人たち」→Dodgers(ドジャース)となった。