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ドイツで与野党は予定を前倒しして来年2月23日に議会選挙を行うことで合意した。ドイツの議会選挙はもともと任期満了にともない来年の9月に行われる予定だった。前倒しになった主な理由は連立政権崩壊。中道左派のショルツ首相は3党で連立政権を組むも予算案などをめぐり財務相解任。連立政権が崩壊した。政治空白とも指摘され、ショルツ首相の支持率も低迷している。さらに来年1月に発足するトランプ次期大統領の新政権への対応も迫られる中で国内では景気失速も明らかになり、経済界からも“政治空白の長期化を避けるべき”との声が上がっていた。最新のドイツ世論調査ではキリスト教民主社会同盟が支持率でトップに立っている。