NHKニュース7 (ニュース)
米国大統領選挙からの撤退圧力が収まらないバイデン大統領。連日、その言動が大きく注目されている。NATOのウクライナ支援を発表する場で、バイデン大統領は、ゼレンスキー大統領を紹介しようとして「プーチン大統領です」と言い間違えた。その後、1人で会議を締めくくる記者会見でハリス副大統領を大統領選挙のライバル、トランプ前大統領と言い間違えた。名前を言い間違えられたトランプ前大統領はSNSに「よくやったジョー」と、皮肉交じりに投稿した。
米国大統領選挙からの撤退圧力が収まらないバイデン大統領。きょうの会見のあとも、新たに少なくとも3人の下院議員が撤退を要求。ニューヨーク・タイムズは、複数の側近らが、大統領を説得する方策を話し合っていると伝えている。
さらにABCテレビは、バイデン陣営が仮にハリス副大統領とトランプ前大統領の選挙となった場合の、有権者の意向調査に乗り出したと伝えた。ABCテレビなどが行った世論調査では、大統領選挙の投票先は、バイデン氏はトランプ氏と互角だったが、ハリス氏ならリードするという結果も出ている。そのハリス氏はバイデン氏を擁護している。民主党の候補者が正式に決まる党大会までおよそ1か月。