ブラタモリ (宮古島 悠久の楽園)
島尻から車で30分ほどの場所にある観光客に人気のビーチ新城海岸を訪れた。新城海岸には2800~1900年前に人々が暮らしていたアラフ遺跡がある場所。遠浅の海では魚や貝などの食料がとりやすく、陸側は小高い山になっていた。ここも断層によってできた場所で、風も穏やかな静かな場所。2800年前の人々はこういった場所を選んで生活していた。遺跡からは貝から作った貝斧が多数出土している。土器は出てきていないが、焼いた琉球石灰岩にバナナの葉を被せるアースオーブンという遺構が220基確認されている。宮古島では土器がなくても琉球石灰岩と砂で調理していた。真水が得られる場所も近くにあった。