NHKニュース7 (ニュース)
トルコ・イスタンブールで16日に行われたロシアとウクライナの約3年ぶりの高官級の直接協議では、互いに1000人の捕虜を近く交換することや、協議の継続で合意した。ロシア代表団を率いたメジンスキー大統領補佐官は、全体として結果に満足している、今後も接触を続ける意思があると述べた。一方、ウクライナ外務省のティーヒー報道官は、ロシア代表団の発言には受け入れられないものが多くあったと述べた。ウクライナのメディアはロシアが一方的に併合した4州の全域から軍を撤退させることを要求したと伝えている。協議の中でロシア側は強硬な姿勢を崩さなかったとみられる。