- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像から出演者らの挨拶。
ムーディーズ・レーティングスは、米政府に対する格付けを、AaaからAa1に1段階引き下げたことを明らかにした。ムーディーズはおととし、米政府に対する格付けの見通しを安定的からネガティブに引き下げていた。
きのう国会に提出された年金制度改革関連法案は、来週20日の衆議院本会議で審議入りすることで与野党が合意している。法案にはパートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう、年収106万円の壁の賃金要件を法律交付から3年以内に撤廃するなどがある。法案の柱の一つとして検討された厚生年金の罪竹金を活用し、基礎年金を底上げする措置は、厚生年金の給付基準が一時的に下がる懸念がでたことから盛り込まれなかった。福岡厚生労働相は、将来の受給者の給付も充実させながら、現在の受給者の年金の増額措置も盛り込んでいる、などと説明した。野党側は、基礎年金の底上げが先送りされると、就職氷河期世代の受け取る年金が少なくなり問題だ、などと批判している。立憲民主党の野田代表は、基礎年金の底上げ措置を盛り込むため法案の修正を求める方針。
ロシアとウクライナの高官級の直接協議は約3年ぶりにトルコで行われ、それぞれ1000人の捕虜を近く交換することで合意した。ウクライナ側が強く求める30日間の無条件停戦については、あり方をそれぞれが提示するということで、今後も協議を続けるとしている。トルコ・イスタンブールで、メジンスキー大統領補佐官率いる代表団と、ウメロフ国防相率いる代表団の直接協議が行われた。仲介役としてトルコ・フィダン外相も出席し、約2時間協議が行われた。渡辺信は、ロシア側の関係者の話として、3年ぶりに対話が再開したことは意義があるが、双方の立場は大きく異なるままだと述べ、事態の打開に繋がるかは見通せず、当面軍事侵攻は終わらないという見方を示したと伝えた。ロシアとウクライナ双方は、停戦に向けた鍵を握るトランプ政権をどう取り込むのか主導権争いを繰り広げている。
“能動的サイバー防御法”を導入するための法律は参議院で採決が行われ、与野党の賛成多数で成立した。これにより、政府がインフラ関連事業者と協定を結び、サイバー攻撃の恐れがないか監視するため通信情報の取得が可能になる。林官房長官は、サイバー対処能力の抜本的な強化を図るものであり、必要な体制の整備と予算の確保、専門的な知見を有する民間人の採用など、我が国の安全保障に万全を期していきたいと述べた。国会審議では、政府が通信情報を取得することに「通信の自由」が侵害されないか懸念が相次いだ。政府は、不正が疑われる情報のみが自動的に選別され、恣意的な運用が行われない仕組みになっているとして懸念の払拭に向け丁寧に説明を続ける方針。
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フジ・メディア・ホールディングスは次の取締役の候補者にファミリーマート元社長の澤田貴司氏など、新たに4人を追加し11人の候補者を決定した。SBIホールディングスの北尾吉孝社長など12人の候補者を独自に提案していた投資ファンドのダルトン・インベストメンツの案については、取締役会が肥大化して柔軟で迅速な意思決定が困難になるなどとして反対することも決めた。これにジェイミー・ローゼンワルド最高投資責任者は、フジテレビ親会社の経営陣が折衷案のために面会に応じなかったことに失望している、などとコメントしている。来月の株主総会で取締役専任を巡り委任状の争奪戦となる可能性がある。
アメリカ・トランプ政権が自動車に25%の追加関税を課す措置を発動してから約1ヶ月半となる中、自動車メーカーでは今年度の業績見通しを未定とする企業が相次いでいる。武藤経済産業相は、将来の不安の声や先の見通しが不確実だという声を多く聞いていると述べた。また、赤澤経済再生相は、調査が終わり次第必要な措置が打ち出される可能性があると述べ、追加の措置への警戒感を示した。政府は、企業の資金繰り・雇用維持の支援などを柱に緊急対応パッケージを決定し実施している。分析を続け必要に応じてさらなる支援策を検討する方針。
カテリーナ・ノヴィツカはウクライナを取材すると、手や足を失った障害者たちの姿をよく見かけたという。カテリーナ・ノヴィツカが訪ねたのはウクライナの戦傷者の医療施設。それぞれが社会復帰を目指しリハビリを行っていた。しかし社会復帰しても困難が待ち受けている。ウクライナの町はバリアフリーには程遠い状況。さらに戦争による障害者は周囲の反応に傷つけられることもある。医療施設責任者のオルガ・ルドネヴァさんは、義手・義足を付けた人や手足のない人を街で見ることにウクライナの人は慣れていない、知らないから受け入れられないと語る。なぜウクライナの人は障害者を見慣れていないのか。旧ソビエト時代では、障害者は国家に貢献できないと社会から切り離され、人目のつかない郊外の施設に収容されるのが一般的だった。ウクライナ国立科学アカデミーのハンナ・ザレムバ・コソヴィッチさんは、障害のある子どもが生まれた親は医師から”子どもが死んだ”と言われたり、育てられないから施設に預けるようにと勧められたりしていたと説明した。こうした状況を変えようとしているのが、キーウに住むヴラディスラヴ・イェシュチェンコさん。3年前、爆発で両目を失い、耳もほぼ聞こえなくなった。障害者を理解してもらおうと動画で発信することにした。更に学校での講演活動も行うことにした。カテリーナ・ノヴィツカは、兵士は凄くリスペクトと感謝をされているが、ウクライナの人は私も含めてこれまで障害者を目にする機会がほとんどなく、その対応で戦争で障害者となった人が傷つくことが同時に起きていると説明した。
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きょうのプロ野球の試合結果を紹介した。
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