NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
フランス・パリではじまった「AIアクションサミット」。各国から1000人を超える政府代表や企業関係者が参加し、インド・モディ首相、アメリカ・バンス副大統領、オープンAI・アルトマンCEOなども出席する予定。生成AIの情報収集や処理のあり方が不透明だとして警戒感が広がる中、医療など公益性の高い分野での安全活用が主要課題の一つ。AIをめぐってはアメリカと中国を中心に激しい開発競争が続き、中国ではスタートアップ企業「ディープシーク」が低コストで開発したとするた生成AIを発表し各国で波紋が広がっている。サミットでは資金力でアメリカと中国が選考する中、より幅広い国がAI開発に参加出来るよう新たな基金の設立を目指すという。一方、フランス・マクロン大統領は「約1090億ユーロ(17兆円)規模の投資がフランスのAI分野に行われる」と明らかにしており、開発競争が一層激しくなることが予想される。