AI時代の投資の行方

2026年5月15日放送 6:32 - 6:40 テレビ東京
Newsモーニングサテライト プロの眼

スマートバンク・下河原雄太の解説。テーマは「AI時代の投資の行方」。オープンAIのAIインフラ投資計画では2030年までに1.4兆ドルとしていたが、6000億ドルに大幅削減された。方針転換の裏にはサラ・フライヤーCFOとサム・アルトマンCEOの対立があったと噂されている。フライヤーCFOが2025年11月にウォール・ストリート・ジャーナルのカンファレンスで発した「Federal backstop(政府による下支え)」という発言が物議を醸していて、ホワイトハウスから公式の否定コメントが出る事態となった。フライヤーCFOは取締役会でも過剰投資を警告するような発言を繰り返していて、一時はアルトマンCEOがフライヤーCFOを取締役会から除外しているとの報道まで出た。オープンAIはデータセンター投資以外では事業やプロダクトについて「選択と集中」を発表している。動画生成の「Sora」やウェブブラウザの「Atlas」などを縮小・統合する方針を発表している。集中していく事業としているCodingソフトウエアの開発の自動化やEnterpriseの法人顧客向けのサービスは最大のライバルであるアンソロピックが非常に強い領域になっている。
スマートバンク・下河原雄太の解説。アンソロピックの売り上げの成長は驚異的。売り上げランレートは2025年末は90億ドルだったが、2026年4月末に300億ドルになっていて、4カ月で3倍以上になっている。S&P500で年間売り上げ300億ドル以上の企業は130社未満。オープンAIの売り上げランレートは240億ドル。直近の評価額はオープンAIが8520億ドル。アンソロピックは2月時点で3800億ドルだったが、5月時点の新たな資金調達の段階で最大9000億ドルという報道が今週出たが、報道が出るまでは売り上げが1.25倍の企業に対して半値で投資できる状態になっていた。オープンAIの投資を正当化するために必要なIPO金額は1.2兆ドルと言われている。「AI時代の投資」キーポイントは「インフラ層を握る」「CAPEX規律>CAPEX規模」「自分がわかる事業に投資」。


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