世界卓球遺産 (世界卓球遺産)
2018年の世界卓球 女子団体戦、北朝鮮と韓国が南北合同コリアを結成。実は世界卓球の開幕前、南北首脳会談が催され、平和を誓い合っていた。上述したチームの結成は国際卓球連盟の会長の発案だが、91年に日本で開催された世界卓球でも統一コリアが結成されたという前例がある。この時、優勝候補の中国を破り、金メダルを手にしている。衝撃的な発表に日本代表の選手たちは驚くなか、17歳だった伊藤美誠だけは「面白そう」と興奮していたという。準決勝、日本は南北合同コリアと相まみえ、伊藤は韓国のエースにストレートで勝利。
第2試合、石川佳純はキム・ソンイと対戦。実はリオ五輪の初戦で石川が敗れた相手だった。最終ゲームではソンイのショットが連続でエッジボールとなり、石川は精神面で疲弊したという。