ワールドビジネスサテライト (ニュース)
FRBも金融政策を決めるFOMCを開き政策金利を据え置いた。FRB・パウエル議長は「経済活動や物価への影響はなお見極めが必要」などとコメント。ただ、トランプ大統領に近いとされる理事2人は利下げを支持、複数の理事が反対するのは32年ぶり。トランプ大統領は「利下げをしてインフレが起きるか見ればいい」などとコメント、FRBへの圧力をこれまでにないほど強めている。ECB元総裁・ジャンクロード・トリシェ氏はパウエル議長を支持し中央銀行の独立性を強調。そのうえで債務が膨らむ今の各国の状況に警鐘を鳴らす。ジャンクロード・トリシェ氏は「長期的に持続可能ではないと分かっているのに新たな債務を積み重ねるべきではない」などとコメント。