モーサテ (マーケット解説)
米国みずほ証券の兼松渉さんは「アメリカではドライバーが乗らず自動運転のみで客を送迎するロボタクシーの競争が、激しくなっています。先月末には電気自動車のテスラが、カリフォルニア州へのサービスに向け許可申請を行なったことが伝えられました。また、ウーバー・テクノロジーズは、アルファベット傘下のウェイモと連携し、テキサス州でロボタクシーの廃車を始めました。トランプ政権下において自動運転技術における規制の緩和に期待が持たれる中、各社がサービスを提供する都市を広げるべく、陣取り合戦が行われています。テスラの2月のドイツでのEV販売台数は前年から4分の1まで減少しており、世界的に伸び悩んでいます。テスラは、販売台数からサービスにビジネスモデルをシフトする方向となっています。また、ウーバーは配車アプリで客を囲い込む狙いが狙いで、月間の利用者は約1億7000万人です」などと話した。