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バスケットボールNBAの名門・レイカーズで活躍する八村塁がきのう、世界を目指す中高生向けのキャンプを開催した。3000人余りの応募者の中から選ばれた約150人が練習に参加。日本バスケを世界基準に押し上げたいとして世界トップクラスのコーチを招き、練習では自ら指導をする場面もあった。キャンプのテーマは「覚悟」。キャンプを前に本拠地ロサンゼルスで世界を目指すうえで必要な覚悟について熱く語った。レイカーズ・八村塁は「小さいころから色々なことを犠牲にしてここまで来ている。青春時代とかも全然やっていない。勉強も犠牲にしている。友人関係も恋愛とかも家族との時間も犠牲にして、そういう全部犠牲にしてNBAにあると思う。『覚悟』それがどれだけ大変でどれだけ重要かっていう、『覚悟』を持っていた」と語った。英語がほぼ話せないままアメリカの大学に留学し、NBAまで上り詰めた。日本人学生の海外留学者数は2004年をピークに6割に減っているが、八村は海外で競争することが重要だという。八村は「競争心は日本でバスケをやっているときに一番足りなかったところだとアメリカに行ってわかった。バスケが無かったら終わりという覚悟でやっている。そういう人たちに挑むということはそこまでのメンタル、考えはまずないとそのレベルには行けない」と語った。去年、日本代表のあり方をめぐって日本バスケットボール協会を厳しく批判したが、これも日本のバスケを思っての発言だと訴える。