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東京都議会議員選挙は来月13日告示・22日投開票。定数127人、42の選挙区で争われる。現在、第一党は30議席の自民党、続いて都民ファーストの会、公明党、日本共産党、立憲民主党などとなっている。自民党は政治資金パーティー収入の不記載問題の逆風が続く中で第一党を維持できるかが焦点となりそうだ。都議会自民党の幹部は「強烈に厳しい選挙になる。プラスの話がない」と話し、不記載問題については支持者らに丁寧に説明していくとしている。また、小池知事が特別顧問を務め、8年前の都議選で圧勝した都民ファーストの会は、4年前の都議選で議席を減らし第二党となっているが、小池知事の人気を活かし再び第一党を目指す。公明党は複数のベテラン議員が引退を迎え、区議などの新人を擁立し、全員当選を目指す。小池知事与党の自民・都民ファースト・公明で過半数を得られるかも大きなポイント。一方でプロジェクションマッピングなどを税金の無駄遣いと指摘する共産党・立憲民主党は小池都政の批判票を取り込み野党として存在感を示すことができるかが焦点。世論調査で高い支持率を得る国民民主党や、石丸伸二氏が代表を務める再生の道など、都議会に議席を持たない勢力も多くの候補者を擁立し動向が注目される。さらに多くの党がSNSを活用した政策や候補者の発信を強めており、改めて選挙戦に与えるSNSの影響力も注目されそうだ。