モーサテ 日経朝特急
日本証券業協会は18日、8月初旬の株式相場の急落時に少額投資非課税制度(NISA)利用者がとった売買行動に関する調査を発表した。日経平均株価が過去最大の下落幅となった8月5日は、株の買い付け額が売却額のおよそ2倍になった。ネットと対面の証券10社に8月2日から6日の売買動向を聞き取りし9社から回答を得た。5日は合計の買付額が881億円だったのに対し、売却額は450億円だった。NISAは信用取引を対象外としていて、追加の証拠金の差し入れである追償を免れたため売りが少なかった面があると伝えている。(日経電子版)