情報ライブ ミヤネ屋 (最新ニュース)
京都大学の研究チームはiPS細胞を使ったパーキンソン病の治験について安全性と有効性が確認されたと発表。高橋淳教授らは2010年、パーキンソン病患者の脳にiPS細胞を移植する手術を世界で初めて行い、現在実用化を目指している。パーキンソン病はドーパミンという神経の伝達物質を生み出す脳の神経細胞が減少することで手足が震え、筋肉がこわばるなどの症状が出る難病。そこでiPS細胞を使って神経細胞を作り、脳内に移植する治験を行った。ドーパミンが出ていることが確認され、症状が改善された人も出たという。年度内に厚労省に承認申請を行う方針。