- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 小野文明 中澤裕子 安田美沙子 春香クリスティーン
朝ドラ受けで記憶に新しいから辛い、その名残がこの距離感などと話した。
- キーワード
- SARSコロナウイルス2
春は進学・就職など新しい土地で新生活を始める人も多い。そんな中、会社の辞令1つで職場も住まいも変わらなくてはならないのが転勤。働く本人のみならず家族も振り回される。環境が変わるストレス、繰り返す引っ越し作業など大変なことがある。今回、転勤を経験した人がどんなことに悩み、困っているのかを取材。夫婦で転勤のある職場に務める夫婦は子育てとの両立を考え夫が仕事を辞めることを検討しているという。東京で自営業をしていた女性は2017年公務員の夫と結婚。翌年に夫の転勤で鳥取県米子市に行き、そこで長男を出産。長男が通園するようになるまでは知り合いのいない土地での子育てに孤独を感じたという。長男が入園後1年で県内で引っ越しを伴う転勤があったという。その翌年、今度は神奈川県への転勤となり、長男は3つの幼稚園に通うことになったという。その結果、制服やかばんなどの道具の費用がかかり、引っ越しのたびに20万円ほどの赤字になったという。
2000年に入局したという近藤泰郎氏はこれまでに鳥取→大阪→高知→東京→鳥取→東京と転勤してきたという。そして、この春の転勤が決まり今日が番組最後だと話した。事前に寄せられたメッセージで多かったものとして「妻はキャリアを捨てなければならないし、夫行った先ですぐに職場というコミュニティを与えられ、妻は孤独の海に投げ込まれる。家族に犠牲を強いている制度だと思う」という投稿が紹介された。転勤で家族が振り回されている人が多いと鈴木奈穂子氏は話した。
31歳女性は夫と去年生まれた1歳の娘との3人暮らし。夫婦は同じ製造業の会社に勤務でともに全国転勤がある職種。女性は4月から職場復帰するため、保育園の手続きを進めていたところ、夫の転勤の可能性が浮上したという。2月中旬に辞令が出る職場であり、別の自治体に引っ越しとなると新たに住居や保育園などを探す必要がある。今年転勤がなかったとしても毎年春に辞令があり、子育てとキャリアの両立はついてまわる問題だという。同じ会社に勤めているものの夫は工場勤務で転勤が多く、妻は研究職で転勤頻度は低い職種。夫婦の収入は同程度。そのため、転勤の少ない妻が会社に残り夫が会社を辞めることも検討しているという。
- キーワード
- 転勤
スタジオからは「仕事を続ける男性は職場というコミュニティーがあるが、女性は0からの状態で新生活をスタートするという意見にはドキッとした」、「転勤に伴って当初はなぜ移住しなければならないのかと思っていた」、「実際に移住して暮らしてからは強い孤独感など大変な部分が多いことを知った」などの感想や話が出た。転勤には新しい環境に馴染む労力や費用負担の高さなどもあることから、2025年新卒を対象に行なった就職情報会社の調査では行きたくない会社の条件の2位に転勤の多い会社が入っていた。
親の転勤で娘が転校してきた松木さん親子に話を聞いた。大阪で結婚、岡山で長女出産した。娘の春香さんは三重県で小学校入学、茨城県へ転校した。茨城では春香さんで言葉のことでからかわれたという。先生から「埼玉から引っ越してきた子はすぐ慣れたのにあなたはなぜ慣れないの?」と言われたという。
親の転勤で転校 苦しむ子どもたちについてのトークを展開。安田さんは小学校を2度転校、「赤いランドセルで言ったら他の子はランリュックで黄色くて泣いて、体操服が違って泣いて。いじめられてはないがこそこそ話していると自分のことだと思って自分を失っていった。2度目の転校では頑張ることに疲れて別れに淡白になった」などと話した。中澤さんは「大人はどうにか対応できるが子どもの気持ちも聞いて転勤する前にケアするとか振り回しちゃいけない。(安田さんの話を聞いて)ここまで記憶が残っているから」などと話した。
北海道出身で新潟在住の林さんは夫の転勤で6度の引っ越しを経験。2006北海道に結婚、2007年に大分へ、5年後東京で長男出産、2014年新潟で長女を出産、2019年高知に子どもたちが小学校入学、2021年福岡で昨年から新潟と引っ越した。転勤族に知っておいてほしいのが収納の違い。収納は畳のサイズと比例していて1畳サイズは地域によって違い、京間、中京間、江戸間や団地間などがあり翻弄されたという。林さんの解決策は小さいサイズの衣装ケース、衣類雑貨などを統一していて幅26cm×奥行き37cmの小さいサイズは福岡時代に取り揃えたという。また北欧系家具店の大きい袋が便利だとした。
春香クリスティーンは「引っ越しは手間がかかるし大きい家具は邪魔になる。私が引っ越した時は狭くなったのでテーブルなどを入れたらギュウギュウになった。」などとコメントした。
おすすめは転勤族が多い地域に住むことで、慣れているため周囲から浮くことなくサポートしてくれるという。また、幼稚園が転勤でいなくなる家庭の制服などをストックしていて、お下がりをもらえることもある。意識したのは学校の外での友人関係で、そこから更に学校生活がスムーズになることもあり、学校以外に接点をつくることで逃げ道にもなる。
- キーワード
- 高知県
安田は「最後に行った小学校で友達が提案してくれた交換日記に救われた。誰かがコミュニケーションを取ってくれたら良い。」、中澤は「子どもが通っていた幼稚園時代に知り合ったママ友たちが助けてくれている。孤独だったが今は縁を作ってくれた子どもらに救われている。」などとコメントした。全国の各自治体には移住相談窓口が設置されており、紹介などをしてくれるという。
視聴者からのメッセージを紹介。福岡県の方からは「結婚から20年で、夫の転勤による引っ越しは海外も含め9回。退職時にも旦那が転勤族の場合は雇えないと言われた。」、沖縄県の方からは「ゲイで、転勤のある会社に勤めていたがパートナーの存在を伝えられていなかった。その結果、独身扱いになり優先的に転勤を命じられ困った。」、東京都の方からは「転勤はストレスを与えるものなのに会社がフォローしてくれる訳ではない。強制的な転勤制度がある限り子どもを増やせなどを言わないで欲しい。」などといった意見が寄せられた。
全国の天気予報を伝えた。
転勤のモヤモヤについて視聴者の投稿を紹介。北海道の方からは「考えられない窓の寸法に何度も敗北感を味わった。カーテンだけで3箱ある。」、「父が公務員で数年ごとに転勤があり、小学校は3か所だった。数年ごとに荷物が整理され、新しい家に住むのはワクワクする。観光でき、あちこちに友達がいる。」、京都府の方からは「安田さんと宇治の小学校で同級生だった。とても大人びていて、転校生に憧れていた。」などといった意見が寄せられた。
約20年、夫の転勤に同行してきた中村さん。娘が中学3年となった春に北陸地方から中国地方に転勤。引っ越した先の塾で進路相談をした時、公立高校の受験を希望したが自治体ごとに内申点の計算方法が違うことを知らされた。以前住んでいた地域では当時、中学1~3年の内申点を1:1:2の割合で合計。引っ越し先では1:1:1で計算されていた。中村さんの場合は1~2年の時の内申点が足を引っ張り、筆記試験の点数が良くても希望レベルの高校にはいけないと言われてしまった。
中村さんの家庭は娘の頑張りにより結果的に行きたい高校に合格することができた。大吉は「会社は受験生がいるのは知ってるはず。配慮はないのか。」などとコメント。近藤アナは「希望は伝えられるが、叶わない可能性もある。」などとコメント。転勤制度を見直す企業もでてきており、転勤を廃止してリモートワークとすることや、大手損害保険会社では全社員の希望勤務地などを調査し、希望者の中で転勤を実施。エリア外で勤務する社員は月15万円の手当を支給している。
- キーワード
- AIG損害保険
遠藤伸一さんが自身の体験を語るという形でNHKドラマ「水平線のうた」に出演。そこにはどんなドラマがあったのか、14年が経って遠藤さんの今の思いをみつめた。
スタジオからは「遠藤さんのように勇気を持って自分の体験を語り続ける人がいるからこそ心に刻んで色々なことを考えさせられるきっかけになると思う」などの感想が出た。今回ドラマでは支援者と一緒に作った野外音楽堂も使用されている。ドラマ水平線のうたは今週土曜日午前11時10分からBSで放送。
相模原市から中継。引っ越しスタッフが研修を行う建物から中継。建築規格ギリギリの狭さで敢えて作ってあり、研修スタッフからは「いじわるハウス」と呼ばれているという。玄関には段差があり、玄関の幅は8cmしかないという。柏木さんと高岡さんは全国2000人いる会社のスタッフの中で技術コンテストで1位になったペア。まず段ボールの組み立て方を披露。ポイントは段ボールの裏に十字になるようにガムテープをとめることで重さが分散され底が抜けにくくなるという。食器の入れ方としては伏せて入れることで衝撃を分散しやすく割れにくくなるという。カトラリーは保存袋に入れ、空気を抜かずに丸めていき、入れると緩衝材になるという。いじわるハウスから冷蔵庫を運び出す実演を行う。職員は声を掛け合いながら作業を行う。ポイントはゆっくり慎重に、上を気をつけながらだと作業員は話した。