- 出演者
- 石原さとみ
オープニング映像。
テーマは「スマホとのつきあい方」。睡眠学者・柳沢正史先生によると寝る前スマホは使いようによっては睡眠のお助けアイテムにもなるという。眠気を導くホルモン「メラトニン」は強い光によって分泌が抑えられてしまう。今回、国立天文台・西村さんに協力してもらいどれぐらいの明るさなら目が覚めないかを検証。柳沢先生いわく10ルクスを超えると睡眠に影響がでる人がいるという。スマホの明るさは1ルクス以下のため、睡眠にとってスマホの光はそれほど気にしなくていい。ただし近づけすぎには注意。
昼間の仕事や勉強のストレスを一瞬忘れられるコンテンツが重要。ただし次々と操作してしまうのはNG。オランダの中高生155人を対象に寝る前スマホのコンテンツと睡眠の質の関係を分析した研究では、受け身でみられる動画は睡眠の質が高くなったのに対し操作を伴うものは睡眠の質が低くなった。
スマホの悩みについてのアンケートで96%があると回答し、「時間や頻度をコントロールできない」「スマホのせいで他のことが出来ない」などの悩みがあった。ドイツの研究によるとスマホ依存症のひとは脳が少なくなっている部分があった。注意・集中・記憶などに関わる部分で、集中力・記憶力の低下やうつ状態など様々な悪影響も報告されている。
ドイツでもスマホが生活に与える悪影響が問題になっている。この問題を解決するある研究が発表され世界的に注目されている。著者のユリア・ブライロフスカヤさんが提唱するのはスマホを1日1時間、1週間だけ減らす方法。600人のスマホユーザーをふだん通りスマホを使うグループ・完全にしようしないグループ・1時間だけ減らすグループの3つに分けて1週間だけすごしてもらう。その後いずれのグループも自由にスマホを使える生活に戻ってもらい数ヶ月後に再び調査したところ、最終的に最も短くなっていたのはマイナス1時間を経験したグループだった。さらにマイナス1時間グループは生活満足度が最も高く、不安感は最も低くなった。他にも運動量が増えたり喫煙本数も減るという結果に。
マイナス1時間のおすすめワザを紹介。1つ目は手元から離して置く。2つ目はグレスケールにする。海外の研究では平均38分減少の報告がある。3つ目は仕事やプライベートで切り替えるなどホーム画面を分ける。
エンディング映像。
あしたが変わるトリセツショーの次回予告。