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本田大輔と金田哲が、琵琶湖の湖岸に登場した。2人は共に、大河ドラマ「光る君へ」に出演しており、本田大輔は源俊賢、金田哲は藤原斉信を演じている。「光る君へ」には柄本佑も出演しており、藤原道長を演じている。今回のテーマは、「大河ドラマ『光る君へ』SP 歌でたどる びわ湖の旅」。「光る君へ」の主人公・紫式部のゆかりの地を、本田大輔と金田哲が巡る。
オープニング映像。
本田大輔と金田哲は石山寺を訪れた。石山詣と言われ、平安時代に数多くの貴族が訪れた寺として知られている。「大河ドラマ 光る君へ」でも、まひろが石山寺を訪れる場面が描かれた。本堂の一角には「源氏の間」と呼ばれる場所がある。この部屋からは月が見え、それを見た紫式部は源氏物語の一節を思いついたという話も残されている。境内の豊浄殿に展示されているのが「すずり」。紫式部が源氏物語の着想を得た際に使ったと伝えられている。
琵琶湖北西の高島市は紫式部が当時北に船で進んだと言われる。訪れたのは近江で最も歴史ある白鬚神社。案内してくれるのは高橋さん。ここに紫式部の歌が残されているというと、都を懐かしむ歌を説明する。
2人が向かったのは高島市の料亭で伝統の食材を使った料理をいただく。大きな窓から吸い込まれそうな琵琶湖の青。ここでふなずしを使ったパスタをいただいた。チーズっぽいのはふなずしだ。平安時代にも食されていて朝廷にも献上されていた。
翌朝、琵琶湖の湖岸でアクティビティをする。サップに挑戦する2人。少し冷たい水の上、青の世界でサップを楽しむ2人。琵琶湖の気持ちいい風をうけて見えてきたのは白鬚神社の鳥居、湖中大鳥居だ。大鳥居の前で記念撮影をした。
紫式部は「かきくもり 夕立つ波の 荒ければ 浮きたる舟ぞ しづ心なき」と残していると紹介された。次に訪れたのは「光る君へ」で金田さんらが使用している筆を作った工房へ。オープニングの「光る君へ」の文字もこの工房で作られた筆で書かれている。筆の製作工程を見せてもらった。巻筆は芯が和紙で巻かれているため筆先が安定し細やかな文字を書くのに適している。2人に旅の思い出を一筆書いてもらった。本田さん”ありがとう”、金田さん”白ひげ神社の宮司さん司法書士との二刀流”。
本田大輔、金田哲は紫式部が旅の安全を祈願したという塩津神社を訪問した。さらに2人は敦賀で陸揚げされた海産物、塩を運んだという街道を歩き、林喜久雄宮司は紫式部が遺した歌を詠んだ。道すがら、輿や荷物を担ぐ人たちが辛さをこぼすのを耳にした紫式部は人生の険しさに思いを馳せたという。
紫式部の足跡を辿るたびを振り返り、本田大輔は「その地域の方々が紫式部をとっても大事にしている感じがしました」と語った。金田哲はびわ湖からパワーを貰い、大河ドラマ「光る君へ」の撮影に向けて気持ちを一新した。越前の旅は主演の吉高由里子、父親役の岸谷五朗が担当する。
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エンディング映像。