- 出演者
- 名倉潤（ネプチューン） 熊切あさ美 高英起 キム・ジュソン 吉田拓哉
オープニング映像。
今回は、衝撃の闇ビジネス。現地で激写！写真大公開、あなたの知らない北朝鮮SP。
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- ゲッティイメージズ
まずは、年間でウン百億円を荒稼ぎする、北朝鮮の闇ビジネス事情。語るのは、北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長・高英起さん。ここ数年で一大産業となった、北朝鮮人毛ビジネスの実態。北朝鮮から中国へ輸出された毛性製品は年間で220億円以上、しかしこれは氷山の一角に過ぎないという。そのウラで密かに行われているのが、メイドインチャイナに偽装して韓国や日本に製品が来ている可能性があるという。違法ではあるが摘発するにも手間がかかり難しいとのこと。また大量の人毛カツラを製造するため強制労働を強いられているのが、政治犯収容所。気になる人毛の入手方法も、政治犯収容所の中にいる人たちから集めている可能性もあるとのこと。
そんな北朝鮮が頭を抱えているのが少子化。コロナ禍で生活環境が悪化した2020年頃から離婚数が急増、北朝鮮当局はその対策として離婚した夫婦を1ヵ月から半年間刑務所送りにする措置を実行。しかしその結果、結婚を避ける若者が増えた。そんな現状を脱却すべく考案されたのが、半強制的な結婚。少しでも出生数を稼ぎたい北朝鮮では、中絶が禁止されており闇で請け負う医者がいるという。さらに避妊具も販売が規制されているという。
北朝鮮で30年以上生活し、2008年脱北に成功した金聖柱さん。そんな金さんが北朝鮮の闇市で目にしたのは、避妊具が売っているがまずそれが何かみんなわかっていないという状況だった。
北朝鮮の中で出回り始めているというのが偽札。そんな偽札問題は北朝鮮ウォンだけではなく、今年の5月には朝鮮中央銀行が発行する臨時の金券「トンピョ」の偽造も発覚したという。偽札の流通に歯止めがかからない中、北朝鮮当局は解決策としてあるシステムを導入。それが、電子決済。韓国統一省によると、北朝鮮でのスマホの普及率は平壌では71.2％、地方では30％台。そんなメイドイン北朝鮮のスマホは、少し変わった機能が付いており特定の単語は打てないようになっているとのこと。
北朝鮮へ実際に潜入し激写したというありえない写真を大公開。語るのは、バックパッカーとしてこれまで40カ国以上を訪れたという吉田拓哉さん。そもそも閉鎖的なイメージのある北朝鮮だが、入国するには直前にビザ的な何かを、現地の旅行会社の人から渡され入国したという。ポケットWi-Fiなどのネット環境は没収され、ガイドという名の監視員が2人付いたという。まずは、平壌の地下鉄事情。吉田さん撮影の写真には随分綺麗なホームの様子が映っていいたが、深さは130mほどの所にあるという。また、車内には金日成＆金正日の肖像画が飾られており基本的に全車両にあるとのこと。この肖像画は北朝鮮の工場や空港だけでなく、全ての家庭で飾る事が義務化されている。さらに、全国民が徹底しなければいけないルールとして、肖像画の写真を撮る時は必ず正面から撮らなければならない。
忠誠心を叩き込まれた北朝鮮の子どもたち、その不気味な実態とは。「学生少年宮殿」に行った際、そこで学生の課外活動の一環として行われていたパフォーマンスを見たが、レベルはすごく高いものの不自然な笑顔と”やらされている感”の強い雰囲気を感じなんとも言えなかったと吉田さんは話した。
そんな中、首都・平壌を少しでも離れると全く違う光景が広がっていたと吉田さんは言う。平壌と地方の人の違いは服装で、はっきりと違ったと言い。途中通った農村の人々は、服がボロボロで見るからに悲惨な状況だったとのこと。車もほとんど通っていなかったと話すと、車の免許を持つことも難しいとのことだった。また、そんな車を利用した闇ビジネスがあるという。
北朝鮮の車を利用した闇ビジネスとは。軍隊の車を物流に使って、軍が小遣い稼ぎをしているという。また、燃料にするために木を切り尽くしておりその結果水害が多発しているとのこと。
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エンディングにて、炙りなタウンが歌う「ルナ」が流れた。