- 出演者
- 福山知沙 山口良一 長部稀 山本倖千恵
都議会からのお知らせ。令和6年 第4回都議会定例会は12月3日に開会、10日に代表質問、11日に一般質問、18日に閉会という日程で行われる予定。本会議や委員会は誰でも傍聴かのうとなっていて、傍聴券は開会予定時刻の1時間前から配布される。傍聴についての問い合わせは本会議は都議会総務課：03-5320-7111、委員会は都議会議事課：03-5320-7141まで。都議会のホームページではこれまでの本会議や委員会についての録画を見ることができる。
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都ファースト・小山くにひこ氏は都議会文教委員会は教育庁と生活文化スポーツ局を所管している。教育長は東京の宝である人を育むことを目指し、生活文化スポーツ局では人の人生を豊かにすることをめざして施策を行っていると紹介。文化振興・私学振興・都民の安全・教育などを課題にしている。
自民党・星大輔氏は教育委員会では教育の充実から不登校問題の解決に向けた取り組みを進め、生活文化スポーツ局では来年の世界陸上・デフリンピックの支援を進めていて、学びの充実と豊かで健康な社会の実現を目指している。また、多様性についても尊重していく。
浜離宮恩賜庭園では東京大茶会2024が行われた。日本の伝統文化・芸能とともに、和の心を広めるために2008年から14回行われていて、のべ26万人がここを訪れている。場内は野外で行われる茶会・野点が行われていて、都内の高校茶道部による実演や英語で楽しむ野点を外国人が楽しむコーナーなども設けられ、外国人も落ち着けるひとときだったと振り返っていた。生活文化スポーツ局の阿部耕治氏は非常に多くの人に楽しんでいただけている。東京には江戸から続く伝統がたくさん残っているので更に未来に残していきたいと話している。
東京都議会文教委員会の課題について文教委員会委員の龍円あいり氏は「文教委員会で取り組んでいるのはダイバーシティ＆インクルージョンの東京都を実現していくために教育現場も、その多様性に対応したバージョンにカスタマイズしていくということをやっている。小中学校でいうとインクルージョン教育の推進というものにつとめてきた。 インクルーシブ教育支援員という制度が立ち上がって特別支援学校のお子さんたちが地元に通うために支援がついたり、それから不登校対策も行ったりとかしているところ。また、都立高校に目を移すとチャレンジサポートプランというのがちょうど立ち上がったところ。こういったことを通じて多様性のある社会を生きていく次の世代の育成というところにつなげていけたらと考えている」などコメント。
東京都では「都立高校におけるチャレンジサポートプラン」を策定。教育庁都立学校教育部都立高校改革推進担当課長・菊地文孝に話を聞く。「チャレンジサポートプラン」の3つの柱（生徒が相談できる体制の充実、生徒の事情や悩みに応じた適切な支援、多様な生徒の受け入れ環境の充実）を紹介。日本語の指導が必要な生徒のために取り組んでいる都立田柄高等学校の主幹教諭は「放課後、授業とは別に日本語の指導を行っている。部活動ではサッカー部やバスケットボール部といったところで活躍。生徒会でも複数名外国に繋がりのある生徒がいて、頑張っている」などコメント。都立世田谷泉高等学校主任教諭は「本校では現在2名の生徒が指導の対象として勉強している。個別の指導計画を作成してその生徒がこれからの社会的自立に向けて何が必要なのかというところを全教員で把握して指導に当たっている」などコメント。また、多様な生徒に幅広く対応できるよう来年4月、立川市に新たなチャレンジスクールが開校する。都立立川緑高等学校開設準備室校長・石田和仁さんに話を聞く。チャレンジスクールとは、不登校や中途退学などで能力や適性を生かしきれなかった生徒が目標を見つけチャレンジする高校。石田和仁さんは「市の方にも協力をいただきボランティアやインターンシップ、実践的体験的な社会につながる学びというものを推進している」などコメント。
文教委員会の課題について副委員長・公明党・かつまたさとし氏は「文教委員会は教育庁と生活文化スポーツ局を所管しいずれも都民生活に深く関わる分野を都民目線に立って議論する委員会。具体的には教育庁では子供たちの教育についてなど教育現場のあらゆる様々な角度で議論。生活文化スポーツ局ではビジョン2025アクションブックを策定。インクルーシブな東京を目指す。また、東京文化戦略2030などを策定し、魅力ある東京の構築を目指して議論を行っていく。さらには安心安全な東京を実現するため治安対策などを進めていく。文教委員会は都民生活に直結するテーマを議論。その責任を果たしていく」などコメント。
来年、世界陸上とデフリンピックが開催される東京都。生活文化スポーツ局大会総合調整担当課長・菅原智之氏は「アスリートが見ている人に感動を届け、子供たちの夢をはぐくむなどスポーツの素晴らしさを伝える絶好の機会になると考えている。また、お互いを尊重し合う社会の実現に貢献するなど大きな価値をもたらすものと考えている」などコメント。「ビジョン2025」は、世界陸上とデフリンピックを通して東京がステップアップしていく方向性を示したもの。
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また、誰もが気軽にスポーツに親しめる環境づくりに向けて東京都ではスポーツ施設の整備など支援を行っている。江東区有明にある複合型スポーツレジャー施設「livedoor URBAN SPORTS PARK」を紹介。敷地面積3.1ヘクタール。その中にボルダーやランニングなど様々なスポーツが楽しめる施設 のほか、カフェやドッグサロンなどの店舗を備えた複合型スポーツレジャー施設。そしてあのレガシーを活用した施設。東京オリンピックで日本選手団が活躍したスケートボードパークをそのまま使用。さらにボルダー棟には東京2020大会で実際に使用されたホールドもある。「Brillia RUNNING STADIUM」（全天候型練習場）は施設自体90mのランニングコースがある。文教委員会ではスポーツの力によって東京の未来を作るため今後も活発な委員会活動を行っていくとしている。
文教委員会理事の戸谷英津子さんは、文教委員会の課題について「多様な子供の学びを保障する教育が求められている。こうしたもと、夜間定時制高校を7校も廃止する計画が示された。不登校や学ぶ機会を逃してしまった人などの学びのセーフティーネットである夜間定時制高校は今後も存続すべき」と話した。一方、風間穣さんは「特に教員の不足しているという事に関しては緊急に改善していかなければならないことだと考えている」などと話した。
教員を目指す人達から教育現場のリアルが分かると好評の採用セミナー「TOKYO教育Festa！」が先月開催された。教育評論家・尾木直樹氏の講演を紹介。教育庁人事部選考課長・石毛朋充に話を聞く。教職のリアルを現場の先生方を通して参加者の方々に伝えることができると考えている。将来を担う子供たちを育てることは重要だと思っている。そのための担い手として教員を確保することが重要。私達しては先生たちが働きやすい職場づくりを創っていく。イベントなどを通しながら世の中の皆様方に訴えていければ。文教委員会では教員にとってより働きやすい環境を整えるため今後も審議を行っていく。
文教委員会の課題について理事・ミライ会議・米川大二郎に話を聞く。教育庁に勤務する教育管理職は学校や教育委員会といった閉鎖的な職場環境での勤務経験しかない。労務管理能力と広い視野を養うため、都庁の他の局で勤務するなど、人材育成制度の再構築が必要だと考える。子供の視点・立場から授業を推進するため、私立学校を所管する歯学部は子供政策連携室へ移管することも必要と考える。
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文教委員会の課題について、委員長・都民ファーストの会・小山くにひこに話を聞く。人こそ全ての基。その人を教え育む教育庁は東京の未来を開く人材を育成するため、第5次の東京都教育ビジョンを示している。世界でグローバルに活躍できる人材を育成し、東京・日本の未来に繋げていく必要がある。世界陸上やデフリンピックを東京のスポーツ振興と共生社会の実現に繋げていかなければならない。都民の安全・安心を守る防犯活動など都民の命を守ることに加え、女性活躍や私学振興・文化施策など本委員会の果たす役割は極めて重要。引き続き文教委員会として課題解決に取り組んでいく。最近審議された内容は、令和6年度東京都一般会計補正予算（第1号）、都立北多摩地区特別支援学校（6）新築工事請負契約、私学振興に関する意見書など。
福山が「東京が確実に未来に向かっていくことを感じて今後が楽しみになりました」等と話した。
エンディング映像。
全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム」の告知。
なないろ日和！の番組宣伝。
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