- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
気象情報を伝えた。
金太郎伝説が残る町の一つ、南足柄市は、足柄山で金太郎がクマと相撲を取ったなど数々の伝説が残っている。町の至るところに金太郎にちなんだスポットが。顔パネルをはじめ、諸説あるがここでは平安時代に活躍した武士・坂田金時が幼少期に名乗っていた名前が金太郎といわれていて、この場所で生まれたとされている。金太郎が遊んでいたと伝わる巨大な石もある。この時期おすすめなのが夕日の滝。落差23メートル、金太郎が産湯につかった滝としても伝えられている。この滝のすぐ近くには今、人気のあるスポットが。ただのテントではなく、事前に予約をすればサウナができる。自然を満喫しながら体験できるサウナに挑戦してみると、入ること数分で汗が出てきた。サウナでほてった体を癒やすといったら水風呂。ここで先ほどの夕日の滝に向かう。金太郎が浸かったかもしれない夕日の滝で身も心も癒やされた。サウナの後に森林浴も楽しめるとあって、県内外から多くの人が訪れている。サウナのレンタルサービスを始めた南足柄市出身の加藤雅大は、以前は東京で働いていたが、改めて地元の自然の魅力に気付き南足柄市に戻ってきた。テントサウナを通して多くの人に地元の魅力を伝えたいと考えている。
続いてやってきたのは道の駅「足柄金太郎のふるさと」。館内には金太郎にちなんだグッズなどが豊富に並んでいる。この時期人気を集めているのが、県西部などを中心に栽培されている足柄茶を練り込んだソフトクリーム。足柄茶は旨味成分が豊富で、味と香りが際立っているのが特徴。サウナはもちろん滝や森林浴も楽しめて、初めての方にもおすすめと感じた。
成田市にある成田山新勝寺。参道の商店街は外国人も目立つ。参道に60軒ほど並ぶうなぎ店。外国人にも大人気。一番人気「上うな重」をいただいた。外国人客をもてなすため英語で接客。よく使う接客英語集を見せてもらった。英語での接客を体験した。別のうなぎ店ではうなぎを焼く厨房の横にオシャレなBAR。うなぎのかば焼きとアイリッシュコーヒーをいただいた。アイリッシュコーヒーは、角砂糖を入れた甘いコーヒーにウイスキーを加え生クリームを入れた飲み物。ウイスキーのスモーキーな香ばしさが焼いたうなぎとよく合う。アイリッシュコーヒーは母である先代のもてなしの心から始まった。
さいたま放送局の福地礼奈キャスターが埼玉県吉川市を紹介。江戸時代初期には川魚料理の店が軒を連ね、今も続く老舗の料亭で「なまず懐石」をいただいた。続いて訪ねたのはなまずの養殖場。リーダー役の宇野克己はなまずの養殖を始めて28年。川の水質の変化などで平成8年からなまずの養殖を始めた吉川市では現在、この1軒の養殖場で取れたなまずを飲食店へ出荷している。養殖のポイントはきれいな地下水で育てていること。一定の水温が保たれなまずはストレスなく育ち泥臭さも抜けるという。なまずのすむ川を通してたくさんの思い出を作ってきた吉川市の皆さん。
そんな川の生き物たちを自由に見られる、ひそかに人気のスポットがある。吉川市の元職員、塩谷利治さんの自宅の離れでは魚やエビなど30種類600匹以上の魚を飼育している。地元の小学生も校外学習でやって来る。塩谷はこの場所から次の世代に地元の川を守ってほしいというメッセージを発信している。
エンディング。