- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
アルファフードスタッフはコロナ禍以前からオーガニックに注力しこだわりの商品を数多く販売している。コロナ禍を機にオーガニック商品い注目が集まった。ウイルスに負けない身体づくりへの意識が高まり世界中で売上が増加。国内オーガニック市場に転機が訪れたのは2001年。代表取締役の浅井さんに伺った。2001年に有機JAS法が施行され、基準にに則った作り方ではないとオーガニックにならないという。2006年にアルファフードスタッフは有機JAS認証を取得。さらに自社工場で小分けという認証を取得したことにより自社の工場でパッキングしたものをオーガニックとして作れるようになったという。こうしてオーガニック商品を扱う事業へと大きくかじを切った。2016年にはフランス発のオーガニックスーパーとしてビオセボンが日本初出店。オーガニック商品がより身近になった。このスーパーの中でも重要な量り売りのコーナーの商品をアルファフードスタッフが請け負うことになったが事業が加速度的に成長する要因にそのなかで浅井さんは、このコーナーで店員としてお客の声を聞き新たな事業のヒントを見つけ出す。その時に女性のお客にオーガニックのお菓子を探しているが、見つからないと言う意見をもらったという。それならば作ろうと自社オリジナルオーガニック菓子ブランドのBiokashiが誕生した。現在では有機オーツ麦をベースにした歯ごたえ抜群のオーガニック・オーツバーやUSUKAKEという、チョコレートと素材などにこだわった商品などがある。厳選したフルーツやナッツ類がラインナップ。
またBiokashiにはこだわりが至るところに詰まっている。パッケージに生産者は栄養素、豆知識などを記載し、素材がみえる商品としてブランディングされている。さらに積極的にフードロス削減にも取り組んでいる。自社工場では日々製造過程で目視による厳しいチェックが行われていてそのなかで発生した規格外品は有機JAS認証の牛用飼料として使用されている。フードロス削減の取り組みはBiokashiにも活かされている。その代表的商品がオーガニック・生おからクッキー。兵庫県尼崎市の創業当時から素材にこだわり、数少ない有機JAS認証を取得している豆腐店。豆腐おからクッキーにはこの店の豆乳と捨てられていたおからが練り込まれている。またクッキーは岐阜県の焼き菓子店の長良園が製造している。オーガニックを通じていろいろな企業を巻き込みながら盛り上げている。
オーガニックのお菓子が少ない理由に浅井さんは加工食品の場合は水と塩を除く95%以上を有機JAS認証品で揃える必要があるという。添加物もリストに表示されているもの以外は使えずそういう基準があるなかで加工食品は作りづらいと言われているという。厳密なルールの中で作業が進められている。まらお菓子工場がオーガニック認証を受けられるようアドバイスも行う。現在オーガニックの商品化を目指しているのはたまごボーロのオーガニック菓子。岩本製菓に浅井さんが声をかけ有機JAS認証取得をアドバイスしたという。この新商品の原料となるじゃがいもは規格外の販売できないものを使用。30年以上前から有機農業に取り組む箱根牧場から購入。
アルファフードスタッフの想いい浅井さんはオーガニックの加工より日本国内で活性化させていきたいという。日本の良いものを作りというものをそういったものが世界に広がっていけるようにしたいと答えた。今回はBiokashiを試食。加藤はサクサクして美味しいと答えた。他にもドライフルーツに宮崎は美味しいと答えた。
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浅井さんはオーガニックのお菓子を作る難しさについてオーガニックの原材料が95%以上であること、もう一つが工場のオーガニックの認証を得ていること。さらにお菓子の原料となると品目も多いのでそれぞれで集めなければいけないのでハードルが高いという。また他社にオーガニックお菓子を製造することへのアドバイスをするメリットにはそのやり方を説明することで工場でどう管理して製造すればいいのかを説明しさらに原材料の流通に関われるという。さらにオーガニック商品で製品のコラボができるのもメリットだと説明した。またオーガニックにたまごボーロを選んだ理由には子どもが食べるものだからだという。これからの展望にもっとオーガニックを広め環境負荷を減らしていくのは大事だと答えた。
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