- 出演者
- 遠藤玲子 パトリック・ハーラン 木村拓也 宮司愛海 立石修 東中健 青井実
会場で激戦を見届けた地元フランスのファンも驚いたW誤審疑惑。第4クオーター、八村塁選手が連続スリーポイントを決め2点差に迫った直後、八村選手のこのプレーがこの試合2回目の悪質なファウルと判断され退場。しかし、諦めない日本代表。河村勇輝選手が躍動し残り5分でリードを奪うと渡邉飛勇選手が相手のダンクシュートをブロックするスーパープレーを見せる。4点のリードを奪い試合は残り16.4秒。フランスにスリーポイントを決められるとシュートブロックに飛び込んだ河村選手のプレーがファウルの判定に。このフリースローを決められ土壇場で同点に追いつかれる。試合は延長戦に突入したものの惜しくも敗れた日本。日本90−94フランス。しかし試合後にSNSでは「世紀の大誤審」というキーワードがトレンド入りした。河村選手がファウルではないとされる決定的瞬間の画像がSNSで拡散され世界中で誤審を指摘する声が相次いでいた。判定を巡りアメリカの大手スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「河村選手は相手に触れているようには見えなかった。フランスは審判から多くの助けを得て最後に救われた」との記事を掲載。更に、八村選手が退場することになったファウルについてもアメリカの識者がXに「全くひどい判定だ。バカげている」と投稿するなど猛批判。W誤審疑惑が世界で物議を醸していた。
他の競技でも疑惑の判定を巡り選手に対するSNSでの誹謗中傷が相次ぎ物議を醸している。永山竜樹選手が敗退した男子柔道60kg級の準々決勝。審判が「待て」を告げたあともスペインのガルリゴス選手が絞め技を6秒ほど続け永山選手が失神。一本負けの判定となった。スペイン紙によるとガルリゴス選手は「音がうるさくて気づかなかった」と話しているというがSNS上ではガルリゴス選手に対しての誹謗中傷が殺到している。一歩間違えれば炎上しかねない状況の中永山選手は自身のSNSにガルリゴス選手とのツーショット写真を投稿。ガルリゴス選手への誹謗中傷を控えるよう呼びかけた。
まさかの2回戦で敗退後会場で声をあげて泣く姿を見せた柔道女子52キロ級の阿部詩選手。昨日、「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」とSNSに投稿した。これには励ましのコメントがついた一方で「見苦しい」や「ガキ」などの心ない中傷も。エスカレートする選手へのSNSでの誹謗中傷。IOC(国際オリンピック委員会)は今回初めて選手村内にSNSで中傷された選手などの心のケアを行うスペースを開設。選手の不安や悩みの相談に対応している。
パリ支局特設スタジオから中継。バスケ男子の試合について地元紙は見開きで写真が載っている。ストラゼル選手に関して「ストラゼル 予想外のスーパーヒーロー」という見出しがついている。河村選手の最後の瞬間のファールに関しては「河村のミス」と表記されていて審判の判断については特に言及されていない。日本代表はすでに前を向いている。パトリック・ハーランは「審判の介入も我々ファンが怒っていいところではある」などと話した。
午後4時、羽田空港で多くの人が待ち構えるなか、スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した14歳の吉沢恋と、銀メダルを獲得した15歳の赤間凛音が笑顔の凱旋を果たし喜びを語った。吉沢は練習中にトラブルを抱えていたという。吉沢は「練習で足首のケガをして、雨などの影響で2日間滑れない期間があって、その間にケアをしてもらって治すことができた」とコメント。残りの夏休みの過ごし方を聞かれると「みんなに会って金メダル見せてテーマパーク行ったり遊びたい」などと話した。競技以外の思い出について吉沢恋は「帰る直前に阿部一二三さんとすれ違って「うわ、テレビで見る人だ」って話した」などと語った。
外国為替市場の円相場は先ほど一時、約4か月ぶりに150円台前半をつけ、149円台に迫った。日銀が金融政策を決める会合で、政策金利を「0〜0.1%程度」から「0.25%程度」に引き上げると決定したことを受けたもので、植田総裁は会見で、物価が見通し通りに推移していけば「引き続き政策金利を引き上げる」と述べた。市場関係者は「植田総裁が追加利上げに対して意欲的だったことから円高が進んだ」と指摘している。
日本に92年ぶりのメダルをもたらした4人と4頭。平均年齢41.5歳、快挙達成から一夜明けた自称「初老ジャパン」の素顔に迫った。初老の定義は、本来は40歳で迎える長寿の最初のお祝いのこと。笑顔の裏にはあきらめなかったからこそ達成できたストーリーがあった。チーム最年長の馬術・大岩義明は大学卒業後、一時競技から離れた。しかしシドニーオリンピックを観戦し「自分の人生はこれでいいのか」と一念発起。翌年、イギリスに渡り競技を再開。北京から5大会連続でオリンピックに出場する選手に。41歳の戸本一真は岐阜県の乗馬クラブに小学校から高校卒業まで通っていた。厩舎の掃除や馬の手入れをすべて選手が行う経験が今回の結果につながったという。38歳の田中利幸は高校時代を福岡市にある乗馬クラブで過ごした。高校時代に指導した徳永さんは「馬には感謝するんだよと常に言っていました」などと話した。現在田中は北島隆三と共に、奈良県の乗馬クラブ「クレインオリンピックパーク」で指導員として活動している。ロンドン五輪総合馬術日本代表で2人の同僚・弓良隆行さんは「ポジティブに乗るという部分で馬がいい演技をしてくれる」などと話した。快挙の裏には強い気持ちと馬への信頼がありました。パリ支局特設スタジオから中継。インタビュー後に戸本選手は青井キャスターに「ぜひ馬術に興味があるなら日本馬術を見に来てください」と話していたという。選手たちは競技がさらに注目されることがうれしいと話していた。
東京ディズニーランドで長年愛された人気アトラクションがきょうをもって終了する。多くの人が並んでいたのは屋内型ジェットコースターの「スペースマウンテン」。ディズニーランドの開園当初から41年にわたり愛されてきた。新しく生まれ変わるため、現在のスペースマウンテンが楽しめるのはきょうが最後となった。パークを訪れた人のSNSの投稿を紹介。東京ディズニーランドはウェブサイト上でスペースマウンテンの特別コンテンツを公開。音楽やキャストの声かけもあり、アトラクションを借り切ったような気分になれる。この特別コンテンツは9月1日までの公開。新しいスペースマウンテンは新たな性能、特殊効果を追加。2027年に完成予定。
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パリオリンピックの知られざる外国人選手の名場面・第2弾。日本であまり報道されていない外国人選手のスーパープレーと知られざる物語を調べてみた。
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今大会から新種目が追加されたセーリングを紹介。注目の新種目が「アイキューフォイル級」。最高速度は時速60キロに達する。勝負の分かれ目となるのが旋回ポイント。旋回時の逆転劇にも注目。続いては東京五輪からの追加競技・サーフィンを紹介。今回はパリから遠く離れた南太平洋の島・タヒチが競技会場。豪華客船が選手の宿舎となっている。波は6mを超えることもあり、“世界最恐”のサーフポイントとも呼ばれている。多くの選手が大きな波に苦戦する中、ブラジルのG.メディーナ選手が圧巻のライディングを見せ、10点満点中9.90点というスコアをマークした。続いてはハンドボールのスーパープレーを紹介。ブラジルの女子選手は短い助走から大ジャンプし、シュートを決めた。韓国のカン・ギョンミン選手はノールックパスで同点ゴールをアシスト。
マウンテンバイク男子を紹介。1周4.4kmのコースを8周して順位を競う。優勝候補は東京五輪で金メダルを獲得したイギリスのトーマス・ピドコック選手。ライバルはフランスのビクトル・コレツキ選手。レース開始36分、トーマス・ピドコック選手はタイヤがパンク。タイヤ交換で順位を落とし、9位に転落。その後、驚異の追い上げを見せ、逆転で金メダルを獲得。連覇を達成した。堀米選手が連覇を達成したスケートボード男子ストリート決勝。会場を沸かせたのがカナダのコルダノ・ラッセル選手。最終滑走を前に表彰台の可能性が消滅。すると、最後のトリックで坂を上るトリックを披露。会場からは盛大な拍手が送られた。卓球混合ダブルスでは世界ランキングなしの北朝鮮ペアが快進撃。準決勝で世界ランキング4位の香港ペアを相手に4-3で勝利。決勝では中国に敗れたが、銀メダルを獲得。
競泳女子400m個人メドレー決勝、注目の新星がカナダのS.マッキントッシュ選手。世界記録更新とはならなかったが、金メダルを獲得。競泳男子400m個人メドレー決勝、フランスのL.マルシャン選手はオリンピック記録で金メダルを獲得。また、男子200mバタフライ・男子200m平泳ぎでも決勝に進出している。体操女子団体総合決勝、アメリカのS.バイルズ選手。この選手は8年前のリオ五輪で4つの金メダルを獲得。世界大会でのメダル獲得数のギネス世界記録を打ち立てている。しかし、東京五輪では金メダルを獲得できず、メンタルヘルスの問題による休養でしばらく競技から離れることになった。それでも今大会は軽やかな演技を見せ、金メダルを獲得。テニス男子シングルスでは2回戦でラファエル・ナダル選手とノバク・ジョコビッチ選手が対決。ラファエル・ナダル選手は今季での引退を示唆している。この試合はノバク・ジョコビッチ選手が勝利。通算成績はノバク・ジョコビッチ選手:31勝、ラファエル・ナダル選手:29勝。
感謝を伝えたくなるプレーを紹介。サッカー男子日本代表のゴールキーパー・小久保玲央ブライアンは3試合を無失点に抑えた。的のど真ん中を撃ち抜いたアーチェリー界の次世代のエース・斉藤史弥。驚異の3連続10点満点の好プレーを見せた。卓球全日本選手権で連覇した戸上隼輔。戸上隼輔が放つ“カミソリドライブ”は鋭い回転がかかりながらも、相手選手を押し込むパワーを兼ね備えている。
バレーボール男子日本代表。ドイツ戦の第4セット、24-24の大接戦の場面で日本が勝利へ一歩近づいたかと思ったが、ドイツのビニャルスキ監督が「タッチネットがあった」とチャレンジをしてビデオ判定になる。すると、チャレンジが成功して24-25とドイツにリードを許す結果になる。その後のプレーで再び日本がリードと思われたが、またもドイツのビニャルスキ監督がチャレンジをし、成功となる。ビニャルスキ監督もポーランド代表選手として活躍し、世界選手権では優勝した経験もある。SNS上では「イケメンな上にしごでき」「勝負強さエグすぎる」と驚く声が投稿された。ビデオ判定が導入されたことで表舞台での監督の活躍が光る時代に移り変わってきている。
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関東では夕方から激しい雷雨となっていて冠水なども起きている。気象庁は東京23区西部を流れる野川と仙川では今後、氾濫する恐れがあるとして、流域の住民は建物の2階以上に避難するなどの警戒を呼びかけている。また、東京・板橋区付近と練馬区付近、埼玉県朝霞市付近で午後6時30分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報を発表した。雨は今後も降り続くとみられ、急な大雨や冠水、河川の増水や氾濫に十分な警戒が必要。
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