- 出演者
- 松下奈緒
オープニング映像。
居酒屋が多いなど「サラリーマンの聖地」と呼ばれる新橋エリア。1日の乗車人数はJRだけで22万人。10年ほど前に駅周辺を再開発する計画があったが、虎ノ門や芝浦などのエリアに押され進まず。コロナ禍で飲食店の売上も減少。今回、その再開発計画の行方を追った。
東京・新橋駅西口にあるニュー新橋ビル。戦後は闇市だった場所が横丁となり、1971年にこのビルが誕生し横丁の商店の多くが入居。その自治会長・長尾さんなどによると、ビルの老朽化もあって建て替え待ったなしの状態。
東京・新橋駅西口にあるニュー新橋ビル。ビルの老朽化が著しいこともあり、自治会長・長尾さんがビルメンテナンス業者などと会合。駅周辺の再開発を巡っても、計画案の練り直しに時間がかかっている現状。コロナ禍で急変した経済情勢も追い打ちに。町内会会長は「建物がきれいになれば一時はお客が来る そしてまた火が消えたようになる」「全部同じにしたら何の魅力もなくなる」との考え。
東京・新橋駅西口にある空き家状態のビル。その再開発計画を担うのは、これまで恵比寿横丁や新宿カブキhallなど手掛けてきた浜倉的商店製作所。横丁開発で培ってきたノウハウで、ビル1棟を使った「縦丁」を作る考え。ターゲットはサラリーマンや外国人観光客。
番組はTVerで配信。
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新橋駅前のビル再開発事業に取り組む浜倉的商店製作所。その浜倉社長がこの日やってきたのは三重県鳥羽市。訪れたのは海の歴史を展示する博物館。ここで古くから続く海女漁の文化を知り、実際に海女さんと交流。ここでとれた海産物を新橋のビルへ直送してもらう計画。さらに、店内に水槽を置き海女さんに実際に潜ってもらう計画も。製作所は文化庁と協定を結び、日本の文化・伝統を発信する役割も担っている。
新橋駅前のビル再開発事業に取り組む浜倉的商店製作所。ビルの名称は「グランハマー」に決定。飲食店では戦国武将の甲冑を展示したり、海女が実際に潜る水槽の展示などを予定。
新橋駅周辺の町会代表者などが集まる総会が開かれ、ニュー新橋ビル自治会長などが出席。具体的な計画が定まらない中での議論が2時間続いた。
新橋駅前のビル再開発で誕生した施設「グランハマー」。3階・4階は昭和のキャバレーをイメージした飲食店に。手軽にお座敷遊びを楽しめる店、終電を逃した人向けの休憩室なども。海女が実際に潜る水槽を備えた飲食店も。開店前、新橋町内会の人たちなどを招いて案内。
新橋駅前のビル再開発で誕生した施設「グランハマー」。開発した浜倉さんが、地元自治会の人たちなどを招待。今後のプランを紹介したところ、「ぜひ今後 一緒に新橋を盛り上げていきたい」との声が。
次回の「ガイアの夜明け」の番組宣伝。