- 出演者
- 松下奈緒
オープニング
去年オープンしたカニ料理専門店「築地かに祭り」。人気はタラバガニ。世界中からカニを輸入する専門商社「築地蟹商」が経営。国内で流通するタラバガニの7割以上を扱っていて、店ではロシア産を提供。ウクライナ侵攻を受けて米政府がロシア産水産物を禁輸したため、日本では格安で食べられるように。今後トランプ政権が誕生すれば、再び米国がカニを買い占め価格が高騰する可能性も。
大阪・泉大津市にある「お肉の直売所」。高級黒毛和牛などを安価で販売。いま、物価高騰や円安で輸入牛肉が高騰中。そのため、国産牛肉との価格差が縮まっている。店を運営するカミチク社は南九州を中心に40か所で1.8万頭の牛を飼育。肉の加工から小売、レストラン経営まで手掛ける。
牛肉の加工から小売まで手掛けるカミチク社。本社は鹿児島市。畜産農家の大きな負担となっているのは、経営コストの4割を占める餌代。円安による価格高騰が収益を圧迫。牛肉の国内消費量はこの20年で25%減少。上村社長が目指すのは餌の国産化。輸入飼料より3割ほど安いという。
牛肉の加工から小売まで手掛けるカミチク社。上村社長はこの日、借金が膨らみ農場の経営が立ち行かないという畜産農家と面会。80頭の黒毛和牛を育てていて、物価高などあって借入金は1.3億円に。社長が考えたのは、痩せて肉質が硬く安値で取引される経産牛の活用。独自に配合した国産飼料で太らせ、柔らかい肉質に帰ることに成功したという。スーパーで実際に販売すると、評判は上々。
番組はTVerで配信。
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食品価格が高騰する中でも人気のドン・キホーテ。いま力を入れているのは生鮮食品。マグロの解体ショーも店舗で行われ、新鮮なまま安価で販売。去年4月からテナントとして入った鮮魚店「サカナタベタイ」による取り組み。運営しているのは関東に居酒屋を展開するサンコーマーケティングフーズ。コロナ禍を前に苦境の居酒屋を閉店し水産業へ進出。新鮮な魚を安く調達し、小売業の拡大を狙っている。
居酒屋から水産業へ転換するサンコーマーケティングフーズ。その長澤社長が静岡・下田市の魚市場にやってきた。狙いはキンメダイ。漁師から直接買い付けることで安く安定的に手に入れようという。魚は価格高騰が続いていて、都内の京王ストア店舗で行われる特別セールに向けてキンメダイを確保したい考え。
居酒屋から水産業へ転換するサンコーマーケティングフーズ。その長澤社長は社宅に住んでいて、妻を千葉に残して同僚と共同生活。結果が出るまでは沼津にとどまる決意なんだそう。都内の京王ストア店舗で行われる特別セールに向けてキンメダイを安価に確保したい考え。同社では漁師に給料を支払い全量を引き取る仕組みを作り、現在は3漁船と契約。
居酒屋チェーンから水産業に乗り出したサンコーマーケティングフーズ。京王ストアで行われる特別セールに向け、静岡・下田市でキンメダイを安価に調達する計画。10月末、計450尾を調達。トラックで都内の店舗まで運び、セール商品として販売。
「経済4番組つながるキャンペーン」の告知。テレ東による経済4番組ではアンケートを実施中。各番組のオリジナルプレゼントが当たるチャンス。
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居酒屋チェーンから水産業に乗り出したサンコーマーケティングフーズ。京王ストアで行われる特別セールに向け、静岡・下田市でキンメダイを安価に調達。セールは大盛況に終わり、このプロジェクトを手掛けた坂詰さんは「安くてクオリティーの高いものを提供して喜んでもらって、書い続けてもらうことを目指している」など話した。
次回の「ガイアの夜明け」の番組宣伝。
「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。「”106万円の壁” 撤廃?」など。