2023年10月24日放送 10:05 - 10:45 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
イスラエル ウクライナ情勢

出演者
高橋彩 別府正一郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
ウクライナ 西部リビウ 国内避難民の暮らしは

ウクライナでは数百万人が軍事侵攻から逃げていて、外国にいくか国内で安全な場所を探すかしている。以前、「デンベルク」と呼ばれた西部のリビウはそのような街の一つだ。1000人の避難者は住宅街の一角にあるコンテナ住宅で暮らしている。ここにいる女性・子ども・高齢者はこの場所で安全に暮らしたいと思っている。ウクライナ西部のリビウは軍事侵攻開始以来避難者が集まり、ヨーロッパ諸国への中継地でもある。多くの人々はここにとどまり生活し仕事をしている。リビウ市長は「リビウを通って500万人の国内避難者が移動した。200万人滞在したこともあった。つまりうちの全住民が避難者を家に泊めた。今の状況は整ってきていて、1500人のウクライナ人を受け入れている。」と話す。この街ではみなが協力している。3Dプリンターで新しい学校を建てている。支援団体のメンバーは「この方法はより早く安価。またがれきをリサイクルできる」と話す。リビウでは戦争中であっても未来に期待をかけている。

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ワールドEYES
特集 中国経済 若者たちの“ブーム”とは

中国経済の実情に迫るという。不動産市場の低迷を背景に、回復の勢いが弱い中国経済。個人消費も低迷。雇用情勢は厳しい。先行きに不透明感が広がっている。北京には胡同を呼ばれる路地が残っている。若者たちが散策を楽しんでいる。シティウォークがブームだとのこと。馬さんはシティウォークを楽しんでいる。データ分析のしごとをしている。ゼロコロナ制作の影響で日常を見直したという。雑貨屋などもあり、若者たちの受け皿になっている。中国の若者たちの消費行動は様変わりしている。雇用や収入への不安は高まっている。都市部の若者たちはお金を使うことに慎重になっている。経済成長率は期待できない。シティウォークは上海や成都などでも流行っている。中国経済は困難な状況が続く。内需の拡大を目指し、住宅ローン関連の規制を緩和している。しかし、すでに消費行動は、モノ消費からコト消費にかわっている。

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(ニュース)
アルゼンチン大統領選 決選投票へ

アルゼンチンで22日に大統領選挙が行われ、中道左派のマッサ経済相が右派のミレイ氏を抑えが当選に必要な要件に満たなかったため、インフレ率が140%に近づく中11月に決選投票が行われることになった。開票率98%で、マッサ経済相の得票率は36%、ミレイ氏は30%だった。中道右派で元治安省のパトリシア・ブルリッチ氏は得票率24%で落選した。この選挙で当選を決めるには得票率が45%を超えるか、40%で2位に10ポイント以上の差をつけることが必要だった。現在アルゼンチンでは、5人に1人が貧困ラインを割り込んでいる。中央銀行に準備金はなく、干ばつで景気も後退する様相。IMFによる440億ドルの信用供与も揺らいでいる。マッサ氏はペソの乱高下を抑え、輸出で財政改善を狙う。ミレイ氏は中央銀行を閉鎖し、ペソをアメリカドルに変え、国営企業を民営化すると訴えている。決選投票は11月19日で行われ、新大統領の任期は2027年末まで。

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ワンポイント アルゼンチン大統領選の行方

アルゼンチンの大統領選挙では、与党から現政権で経済相を務める中道左派のセルヒオ・マッサ氏が立候補。右派の経済学者のハビエル・ミレイ氏は、トランプ前大統領を賞賛していて欧米メディアから“ミニ・トランプ”と呼ばれていて、中央銀行の廃止や法定通貨の米ドル化などを公約に掲げている。アルゼンチンはインフレ率が100%を超えている。決戦投票は来月19日に予定。

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(エンディング)
約5000km “自分を超える”レース

ニューヨーク市で世界最長級のロードレースは8月30日にスタートした。1周約880mの周回コースで3100マイルを52日以内で完走する。午前6時から深夜0時まで休憩や睡眠を取りながら走り続ける。台湾の祭文雅さんが女性の新記録45日と12時間28分44秒でゴールした。

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