- 出演者
- 高橋彩 別府正一郎
オープニング映像と挨拶。
李家超行政長官は昨日北京を訪れ、習近平国家主席と会談した。習主席は先週の香港の区議会議員選挙が円滑に実施されたと評価し、香港政府を支持する考えを示した。李家超行政長官は区議会議員選挙の結果を踏まえ、香港の統治を目指すなどとした。李家超行政長官はこの後共産党の直轄組織となった 中央香港マカオ工作弁公室など各部門を訪問し、20日に香港に戻る予定である。
香港の雑居ビルの3階にある小さな書店。オーナーが大切にしているテーマにこだわった本を販売している。独立書店と呼ばれる個人経営の小さな書店が若者の間で人気を集めている。2019年抗議活動のあと、反政府的な活動を取り締まる香港国家安全維持法が施行され本を巡る環境も厳しくなった。民主活動に本などは敏感な本と呼ばれ、公共の図書館で閲覧することはできない。大手の書店は当局から違法だとされることを恐れ、扱うのを避けている。こうした本も見つけられる独立書店は貴重な存在になっている。今の香港でこうした書店を経営するのは容易なことではない。刑務所のなかでの生活について書いた著者を招いたイベントの最中、店に警察官がやってきた。閉店に追い込まれた店もある。独立書店オーナーの龐さんは敢えて新たな店舗をオープンし、価値のある古い本を届けようとした。
李家超行政長官は、図書館の一部の本について調査していると認めたうえで、香港の利益にならないメッセージが拡散しないようにしなければならないとしている。香港政府は2019年のような事態を2度と起こさせないとしていて、民主化運動をテーマにしたような本に触発されることを恐れているとみられる。図書館でよめない本については、超えてはいけない一線が曖昧だとして出版社や印刷会社の間にも自己規制が広がっている。台湾で出版するケースも増え、当局は本の輸入にも目を光らせている。香港国家安全維持法が施行されたこの3年あまりで、政府に対する抗議の声は抑え込まれた。昨日は、中国政府に批判的な論調で知られた新聞の創業者などに対する本格的な審議が始まった。当局はこれまでに海外に滞在する13人の活動家などを指名手配して圧力を強めている。
ベトナム・ハノイには寒気が流れ込んでいる。ロンビエン卸売市場では冬の寒さの中で日雇い労働者が働く様子が見られ、68歳の労働者は40年も働き続けているという。中には前日のよるから翌朝7時まで働くという人の姿も見られる。
クリスマスを前にコソボなど各地をサンタクロースの集団がが慈善団体への寄付を呼びかけるために回っている。イタリア・ベネチアではゴンドラでサンタクロースが移動する様子が見られ、メキシコでは犬も走る様子が見られる。