- 出演者
- 上垣皓太朗
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
前回は岡山で盛り上がっているチャギントンの人気を出張取材。街中ではラッピングタクシーが走り、おもちゃ王国ではチャギントンアスレチックランドがオープン。様々なアトラクションを体験した上垣アナはチャギントンの盛り上がりを実感した。今回は 岡山でのチャギントン人気に一役買ったおかでんチャギントンを取材する。
上垣アナが両備グループ本社を取材。中に入るとウィルソンとブルースターがお出迎え。枕木のようなデザインの廊下を進んで行くと、岡山電気軌道・自動車事業本部・岡南営業所長の牧賢吾さん(39)が待っていた。おかでんチャギントンの総責任者&路線バスの運行管理を担当。なぜ岡山でチャギントンが広まったのか教えていただく。まずはおかでんチャギントン電車を運行する両備グループの社内を案内してもらった。両備グループ本社の会議室にはチャギントンのキャラクターの名前が付けられていた。広いオフィスの至るところにチャギントンのデザインが使用されていて、ウィルソンとブルースターが出社時にお出迎え。両備グループは1910年に岡山県岡山市で鉄道会社として創業。現在は主に岡山県の交通機関を支える事業を展開。おかでんチャギントンがラッピングされたタクシーやバスも両備グループが運行。おかでんチャギントンは鉄道CGアニメ「チャギントン」に登場するウィルソンとブルースターをモデルにした岡山市街を走る観光型の路面電車。2019年の運行開始から累計で約10万人が乗車。半数は岡山県外の観光客が占める。土・日・祝・月に1日3便が運行。事前予約で乗車する。チャギントンのキャラクターを使った電車で岡山県に訪れる観光目的を増やすために運行を始めたという。
上垣アナがおかでんチャギントン電車に乗車した。車内イベントの進行や案内を担当するナビゲーター・りょうかお姉さんがガイドしてくれた。乗車する年齢層は3歳~小学生までの親子連れが大半を占めるという。乗車料金は大人3,500円、子ども(1歳以上)2,000円。ミュージアム入館料・乗車記念品・路面電車1日乗車券がセットになっている。全員が乗車したら車内イベントがスタート。天井にある元気エネルギーを表すランプが消えていた。最初の車内イベントはウィルソンとブルースターが発車するために元気エネルギーを貯めるお手伝い。音を鳴らしてエネルギーが貯まったら岡山駅前を出発。約1時間かけて岡山の街を探検する。続いての車内イベントはウィルソンとブルースターがカーブを曲がれるように協力しよう。両手をあげてカーブに合わせて体を捻る。車内イベントで特に人気なのがウィルソン&ブルースターとの会話。会話をしているうちに1回目の折り返し地点「清輝橋駅」に到着。ここまではウィルソンが先頭で走っていたが、今度はブルースターが先頭になって岡山駅へ戻る。ガイド役のはなお姉さん&りょうかお姉さんに話を聞いた。静かな子や恥ずかしがり屋な子が元気になる瞬間が嬉しい。子どもが怪我をしないように角や段差には常に注意しているなどと語った。岡山駅に到着するとウィルソンがブルースターがお昼寝してしまった。起こすためにみんなでジャンケントレインを踊った。牧さんにもインタビュー。おかでんチャギントン電車は水戸岡鋭治さんが手掛けた子どもがワクワクするデザイン。チャギントンの世界観を体を動かして体感できるという。「岡山県が華やかになった」という喜びの声があがっている。会社の鉄道事業と「チャギントン」の親和性が高く、代表取締役・松田敏之さんがチャギントンの物語に感動し、おかでんちゃ電車の運行を始めたという。東山・おかでんチャギントンミュージアム駅に到着して約1時間の旅が終わった。
上垣アナがおかでんチャギントン電車の終着駅にある「おかでんチャギントンミュージアム」を訪れた。ミュージアムの運営や路面電車の運行全般業務を担当する岡山電気軌道・中島和也さんが案内してくれた。入り口ではグッズショップがお出迎え。売れ筋はおかでんチャギントンのプラレール(2,970円)。ミュージアム内にはウィルソンの中をくぐって楽しむ遊具など子どもが楽しめる遊具が設置されたプレイルーム、ゆっくり座りながらアニメを楽しめるシアタールームなどがある。1番人気の「プラレールルーム」はプラレールで実際に遊ぶことができる。壁や天井の至る所にはチャギントンのなかまたちがいた。
おかでんチャギントンについて牧さんと中島さんに話を聞いた。岡山桃太郎空港にはおかでんチャギントンの広告があり、おかでんチャギントンのリムジンバスが岡山駅まで運行。市内はおかでんチャギントン電車やおかでんチャギントンタクシーが走っている。おかでんチャギントン電車を運行した結果、岡山市内でチャギントンを目にする機会が増加したという。岡山県内のチャギントン認知度は9割超え。チャギントンをきっかけに将来の公共交通機関の担い手を増やしたい。おかでんチャギントンがきっかけとなり、岡山の各地を訪れる観光客を今後増やしていくのが目標だという。
上垣アナが今回の出張取材の感想を語った。
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