- 出演者
- 上垣皓太朗
こども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」を取材。韓国発のアニメ「キャッチ!ティニピン」が日本の子どもに人気急上昇中。ティニピンは現在韓国人気No.1キャラクター。日本では2022年12月にアニメ放送が開始。女児を中心に人気が広がっている。そのビジネスを担うキッズステーションで韓国アニメのビジネス戦略を紐解いていく。
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界レベルでも市場は拡大し、世界IP売り上げランキングトップ10のうち日本のキャラクターが5つもランクイン。世界・日本ともに需要が伸びている業界。世界から注目を集める業界の今を取材。
そもそも「キャッチ!ティニピン」とは。ティニピンは韓国で社会現象を巻き起こしている韓国人気No.1キャラクター。キャラクター産業白書によると、韓国の3~9歳の子どもが選ぶ最も好きなキャラクターでティニピンが1位。さらに韓国の公式YouTubeチャンネルでは累計再生回数14億回超え。ティニピンのグッズは1000種類超えと韓国市場を席巻中。
「キッズステーション」は1993年に開局したこども・アニメ専門チャンネル。子どもに大人気のアニメ作品を放送中。24時間365日アニメを放送。1日20~30作品を扱う。キッズステーションはアニメ放送だけではなく、キャラクタービジネスも展開。そんなキッズステーションが特に力を入れているアニメが「キャッチ!ティニピン」。日本で「ティニピン」を使ったビジネス展開をする権利をキッズステーションのみが保有している。
キャッチ!ティニピンは、韓国の大手アニメーション会社が手掛ける2020年に放送が開始された女児向けファンタジーアニメ。地球に逃げた心の妖精「ティニピン」が起こす事件を主人公のローミーが解決して成長していく物語。ローミーは自らに仕えるロイヤルティニピンの力を借りて逃げ出したティニピンを捕まえて王国に返すために奮闘する。キャッチ!ティニピンの魅力は、登場する様々なティニピンたち。
ティニピンが韓国で人気になった理由として、個性的でかわいいティニピンがたくさん存在すること、子どもがのめり込む類を見ないアニメの世界観、豊富な商品展開、ティニピンに会えるイベントが豊富なことを挙げた。
約5年で韓国人気No.1の地位を築き上げ、満を持してキャッチ!ティニピン は2022年12月から日本で放送開始された。キッズステーションはティニピンの放送だけでなくライセンス業務も展開している。
- キーワード
- キッズステーションキャッチ!ティニピン
キッズステーションで放送されている「キャッチ!ティニピン」。太田さんはシーズン1から扱っているが、日本で扱おうと思った背景にはアニメのクオリティが高くティニピンの可愛らしさに惹かれた事があるという。また、子どもが好きになる要素は世界共通であることから韓国でヒットすれば日本でもヒットするのではないかとの考えがあり、日本での展開も関係者が子どもに見せた際に手応えがあったことがあるという。太田さんは特にアニメと連動するライセンスビジネスを探す中でティニピンと出会えたのは大きいと振り返った。当時ティニピンは日本では無名のコンテンツであり、3Dアニメーションであることへの不安の声も聞かれたが、グッズ展開次第でキャラクタービジネスを広げられるとの期待があったという。
そして、「キャッチ!ティニピン」が放送されると視聴者からの評判とともに、地上波での放送も果たしていったと紹介。権利を持つことから有料配信媒体でも積極的に売り込んでいる段階だという。
- キーワード
- キャッチ!ティニピン韓国
太田さんは「ティニピン」について推しが見つかる作品ではないか、好きが見つかるきっかけになってほしいと紹介した。
- キーワード
- キャッチ!ティニピン韓国
上垣さんは「キャッチ!ティニピン」について、韓国で旋風を起こしていることを知らなかったが、子供の心を捉えて離さないことで日本にやってきた、日本でも心をキャッチしているのは素敵だと振り返った。来週もティニピンの魅力を伝えていく。
- キーワード
- キャッチ!ティニピン韓国
「明日はもっと、いい日になる」の番組宣伝。
「千鳥の鬼レンチャン ほい還暦祭SP」の番組宣伝。