- 出演者
- 設楽統(バナナマン) 小池栄子
今夜は裏社会ジャーナリストの丸山ゴンザレス、戦場ジャーナリストの須賀川拓が超危険な街への取材旅へ。
須賀川拓&丸山ゴンザレスがスタジオに登場。2人は初対面だが、互いにXはフォローしているという。須賀川は「中東は宗教が絡んだ犯罪が多く取材がしやすいが南米はお金なのであまり行きたくない」と話した。丸山ゴンザレスは「逆に思想が絡まないビジネスなので南米の方が分かりやすい」ということだった。
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須賀川が訪れるのはアフガニスタン。2021年にアメリカ軍が撤退、それを機にタリバンが政権奪取し強いイスラム思想での国内当地が始まった。須賀川は危険なアフガニスタンを数年に渡って取材している。タリバン政権となって3年、街や人々の暮らしはどう変化したのか、アフガニスタンの最新事情に迫る。須賀川は特に女性の人権侵害が問題になっていると話した。今回の旅のポイントは貧困が起こす麻薬事情だという。
アフガニスタンの首都カブール。3年前、市内の中心部にある“地獄の橋”は貧困の苦しみからか数千人の薬物中毒者で溢れかえっていた。現在、橋の下に人はおらず普通の街の一角になっていた。その裏にはタリバン政権の徹底した薬物への取り締まり政策があるという。そこで、須賀川はタリバンに同行し薬物中毒者の摘発現場に同行。山の中には地面に穴を掘って簡易的なシートを屋根代わりにクラス人々が。タリバンは薬物常習者と判断すれば老人相手でも容赦なく取り締まる。須賀川は摘発を見て検査をしていないことに言及した。暴力的ともいえる理不尽な摘発は街中でも行われていた。タリバンに目を付けられれば最後、弁明の余地はなくバスに乗せられて病院とされている施設へ連行される。しかし、そこは治療施設と言えるものではない。
貧困の深刻さを物語る光景が“地獄の橋”に残っていた。橋の近くには腎臓を求める張り紙が多数張り出されている。臓器売買はタリバン政権ではタブーだが、臓器売買は暗黙の了解で行われているという。タリバン政権後、2500万人以上が飢餓に直面。西部ヘラート州では頻繁に移植手術が行われており、ほとんどの大人が腎臓を売ったという村も存在。実情を知るため須賀川がヘラート州へ向かった。
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- ターリバーンヘラート州(アフガニスタン)
ほとんどの大人が腎臓を売ったという村の実情を知るため須賀川はヘラート州へ。取材に答えた男性は貧困を耐えるために我が子の腎臓を売却したと明かした。須賀川は「タリバンを政権として承認して国が関係を持ち始めないと難しいが、20年前に起きたことを皆知っていてタリバンを迎え入れづらい」と話した。腎臓を摘出された長男は「お父さんも仕方がなかった。現状を1人でも多くの人に知ってほしいからカメラの前で話した」ということだった。
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- ターリバーンヘラート州(アフガニスタン)
まずは比較的危険度が低い街の中心部へ。一般観光客も訪れるというイグアナが多い公園。このエリアはガラパゴス諸島への経由地としても有名。街の中心にそびえる観光スポットに向かう階段だが、路地をひとつ跨げば巨大なスラム街だという。ゴンザレスの目的は港が多い南部のギャングエリア。そこでは毎月100件以上の殺人事件が起きているという。総勢180人の陸軍精鋭部隊と共にゴンザレスは南部のギャング地帯を目指す。危険エリアの入り口では検問が行われている。そこから小隊に分かれて街の奥へ。
南米一危険なスラム街へ潜入するゴンザレス。街の奥で4時間に及ぶパトロールは無事終了。街の人達と何度もすれ違ったが一般市民なのかギャングなのか軍隊も見分けることはできなかった。今回の取材は無事終了と思いきや、昼に行った場所でその夜ギャングの抗争が発生したという。ゴンザレスは現場に向かった。被害に遭ったのは13歳の少年とその母親で、ギャングの抗争に巻き込まれた不幸な事件。と思われたが、そこにはさらなる闇があるという。
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- グアヤキル(エクアドル)
13歳の少年とその母親がギャングの抗争に巻き込まれた不幸な事件。そう思われたが、元々は母親がドラッグディーラーで狙われ、息子が巻き込まれたということだった。しかし、親族の反応を見ると真実を知っていたのか?誰がギャングか、どこに潜んでいるかは分からない。
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- グアヤキル(エクアドル)
「クレイジージャーニー」の次回予告。
「news23」の番組宣伝。松本人志さん「早くお笑いしたい」。
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- 松本人志