アフガニスタンの首都カブール。3年前、市内の中心部にある“地獄の橋”は貧困の苦しみからか数千人の薬物中毒者で溢れかえっていた。現在、橋の下に人はおらず普通の街の一角になっていた。その裏にはタリバン政権の徹底した薬物への取り締まり政策があるという。そこで、須賀川はタリバンに同行し薬物中毒者の摘発現場に同行。山の中には地面に穴を掘って簡易的なシートを屋根代わりにクラス人々が。タリバンは薬物常習者と判断すれば老人相手でも容赦なく取り締まる。須賀川は摘発を見て検査をしていないことに言及した。暴力的ともいえる理不尽な摘発は街中でも行われていた。タリバンに目を付けられれば最後、弁明の余地はなくバスに乗せられて病院とされている施設へ連行される。しかし、そこは治療施設と言えるものではない。
貧困の深刻さを物語る光景が“地獄の橋”に残っていた。橋の近くには腎臓を求める張り紙が多数張り出されている。臓器売買はタリバン政権ではタブーだが、臓器売買は暗黙の了解で行われているという。タリバン政権後、2500万人以上が飢餓に直面。西部ヘラート州では頻繁に移植手術が行われており、ほとんどの大人が腎臓を売ったという村も存在。実情を知るため須賀川がヘラート州へ向かった。
貧困の深刻さを物語る光景が“地獄の橋”に残っていた。橋の近くには腎臓を求める張り紙が多数張り出されている。臓器売買はタリバン政権ではタブーだが、臓器売買は暗黙の了解で行われているという。タリバン政権後、2500万人以上が飢餓に直面。西部ヘラート州では頻繁に移植手術が行われており、ほとんどの大人が腎臓を売ったという村も存在。実情を知るため須賀川がヘラート州へ向かった。