- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
自分を見つめ 踏み出す一歩を 作家 西加奈子
創作の現場で ロングインタビュー
西加奈子さんが登場。小説の表紙のほとんどは西さんが自ら描いたもの。去年11月に刊行された「わたしに会いたい」は多くの読者の共感を集めている。8つの物語からなる短編集で、表題作は主人公に身体的なハンデがあり、ピンチに陥るとドッペルゲンガーが現れて救ってくれる。「自分がヒーローなら自分しだい」などと話した。自分を味方にしたほうが生きやすいという。2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞。乳がんになり、自分だけの怖さを見たかったと話した。西さん曰く女性の体に物語をつけられてきたという。女性の体に社会的な役割を与えられると生きづらくなる。体・人生は自分のもので初めて他者に目が行くという。
”自分を取り戻す” 届け続けたメッセージ
長濱ねるさんは「サラバ!」の”あなたが信じるものを誰かに決めさせてはいけないわ”というセリフを大事にしているという。開放してくれたことばで、西加奈子によってすごく息がしやすくなったという。
「自分は自分でいい」ことは難しい。西さんは「自分性を増やしたい、情報から離れる」などと話した。精神的に無音の場所に行くことが大切。間違うことを恐れずに、インスタントにできる自分は自分ではないという。2024年は正直に自分のペースでやりたいと話した。
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- Black Lives Matter